こんなに厳しい!世界の校則 の商品レビュー
19ヶ国の校則が、記載されていて、日本日本に無い校則が、沢山あった。 日本でさえ、狭い国土の中、南から北までの学校校則も、変化に飛んでいる。 少しずつ、校則も柔軟性を帯びて来ている昨今である。 昔ほど厳しくはなっていないし、他国では、出身地、宗教や人の肌の色から、差別という事は、...
19ヶ国の校則が、記載されていて、日本日本に無い校則が、沢山あった。 日本でさえ、狭い国土の中、南から北までの学校校則も、変化に飛んでいる。 少しずつ、校則も柔軟性を帯びて来ている昨今である。 昔ほど厳しくはなっていないし、他国では、出身地、宗教や人の肌の色から、差別という事は、殆ど無い。 校則で、いじめは無いが、ニュースで流れる学内のいじめなどを、聞いたり見たりすると、校則で禁止して欲しいと、願ってしまう。
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楽しかった。 その校則ができた各国の背景や事情が親しみの持てる表現で書かれてあり、何度も笑いました。 笑っていられない様な事もあったのですが、堅苦しくなかった。
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諸外国では教師への態度や尊敬を明確に義務づけており生徒は精神的にも学ぶ場となっている、は素晴らしいことだと思う。日本も昭和初期・中期までは先生に対する「尊敬」があったと思うが時代と共に薄れ「先生の威圧感」も失くなった気がする。メディアの多様性で生徒は自分の興味のある部分は自主的に...
諸外国では教師への態度や尊敬を明確に義務づけており生徒は精神的にも学ぶ場となっている、は素晴らしいことだと思う。日本も昭和初期・中期までは先生に対する「尊敬」があったと思うが時代と共に薄れ「先生の威圧感」も失くなった気がする。メディアの多様性で生徒は自分の興味のある部分は自主的に先生より多く、深く、十分理解するようになったからだろうか。
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ブラック校則などというものが認知されるようになってきた。 もちろん中にはきちんとした理由があって定められたものもあろう。 しかし、なんじゃそりゃというものも多い。 私は学生時代、髪を染めるな、パーマをかけるなうんたらかんたらの校則について、なぜ教師はパーマも染色も、おまけに高いヒ...
ブラック校則などというものが認知されるようになってきた。 もちろん中にはきちんとした理由があって定められたものもあろう。 しかし、なんじゃそりゃというものも多い。 私は学生時代、髪を染めるな、パーマをかけるなうんたらかんたらの校則について、なぜ教師はパーマも染色も、おまけに高いヒールで香水ぷんぷんなのに私たちはダメなんだと噛み付いたら教師から無視されるようになってしまった。 ろこつー。 さて、ドイツの校則はすごい。 「盗撮や罵言・差別語を用いることは、微罪ではなく、刑法201条に抵触する」 堅い国らしいなぁとおもうが、いじめ、なんてなんとなく軽い気持ちでやるようなことがとんでもない結果につながることもあるというのは理解しておくのが良いのでは。 しかしあまり締め上げすぎてもまた別の問題も出てきて…。 ドイツでもネットいじめが問題になっているようだ。 同じくドイツでは、 「休日に宿題をしてはならない」 なんて校則も! しかしそれにはきちんと理由があって、子供の教育は本来親の権利で義務と、憲法にあたる「基本法」で定められているとのこと。(74~75頁) それは、日本のように家でできないことは全部学校に丸投げ!ではないので、先生たちは少し楽かもしれない。 この辺りについてはもっと調べてみたいところだ。 カナダの校則では、 「子どもを教室に連れて来てもよい」 と定める学校がある。 日本でも、妊娠したことで退学せざるを得ない女子学生がいるという。 それは退学理由なのか? 不純異性交遊だから? しかし、学歴が低ければ、低収入になり、その子供も同様に経済的に困難を抱える可能性が高い。 ただでさえ女性は男性に比べ給料が低い。 学業に専念させたいのであれば、そうした十代の母親を支援する仕組みが必要だ。 この校則からは、日本の対策遅れと、女性の社会進出の問題が見える。 他にも様々な校則があり、読み物としても面白いが、一つ一つから問題意識を持つということが、学ぶということにつながると思う。 学校で教材にするには難しいかもしれないが、参考図書として紹介してもらえないだろうか?
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それぞれの文化や生活によって、決められてきた校則。生徒への安全面への配慮や、生徒に対して厳しくするものも。校則を通して、それぞれの国の様子もうっすら見えた。
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世界19カ国から集めた特徴的な校則60以上を紹介したもの。 タイトルからは、単に変わった校則を紹介して面白がるような、バラエティー番組的な感じかとも思ったが、校則を集めたのも監修しているのも教育学の専門家で、背景となるその地域の文化や社会、教育に対する人々の捉え方なども交えて...
世界19カ国から集めた特徴的な校則60以上を紹介したもの。 タイトルからは、単に変わった校則を紹介して面白がるような、バラエティー番組的な感じかとも思ったが、校則を集めたのも監修しているのも教育学の専門家で、背景となるその地域の文化や社会、教育に対する人々の捉え方なども交えて書かれており、勉強になる部分も少なからずある。そして最後に、監修者によって「日本の校則には何が足りないのか」といったことが簡単に述べられる。 印象的だったところをいくつか挙げると、まずタイ。「教師を敬う思想を具現化するため」(p.23)の行事として、毎年1月16日は「尊師の日」というのがあるらしい。「世界で約20カ国がこうした記念日を設けている」(同)とあるから、教師が「聖職」と言われる国が現存しているということだろうか。あとはシンガポールには「公開むち打ち」という処罰があるらしく、今の日本では考えられないことだ。あとメキシコの生徒は結構大変だなあと思う。人口が多すぎて校舎が足りないことが大きな原因だろうが、二部制、三部制になっていて極端な話「一つの校舎を午前と午後でまったく違う学校がシェアすることも少なくない。もちろんそのとき校長先生も入れ替わる」(p.141)ということらしい。「毎朝、6時55分に国歌斉唱を行わなければならない」(pp.150-1)とか、まず朝が早いし、「午前の部は7時から10時まで3時間連続で授業。30分の休憩をはさみ、今度は10時30分から3時間連続で授業」(p.80)なので、「トイレに入って出た時間を係に報告する」という規則があるらしい。さらに午後の部の終わりは夜の8時とか、三部制の学校なら0時とか、だから「登下校に親が付き添わなければならない」(p.140)という校則があったりするらしく、日本は恵まれているなあと思う。先生も3時間連続授業なんて大変だろう。あと、日本で言う「モンスターペアレント」は、「アメリカでは『ヘリコプターペアレント』と呼ぶ」(p.165)というのは知らなかった。 ちなみにこの本は、中2の英語の助動詞の授業でmust notとかdon't have toとかの作文をさせるネタにならないかなあと思って読んだ本だが、「恋を語り合ってはならない(中国)」とか、「枕と毛布を持ち込んではならない(アメリカ)」とか、「マイナス18℃以上であれば、休み時間は外に出なければならない(フィンランド)」とかは、授業か教材かテストかなんかで使えそうかなと思った。(16/06/12)
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職場で新刊本として紹介されていて読んだのですが、確かに不思議な校則がたくさん。というよりも、その地域の歴史や文化を考えると致し方ないのかなぁと感じるものばかり。 校則を通して、外国の生活を知ることが出来る本。 アメリカのおやつの時間があるっていうのはなかなかに面白かった。 で、職...
職場で新刊本として紹介されていて読んだのですが、確かに不思議な校則がたくさん。というよりも、その地域の歴史や文化を考えると致し方ないのかなぁと感じるものばかり。 校則を通して、外国の生活を知ることが出来る本。 アメリカのおやつの時間があるっていうのはなかなかに面白かった。 で、職場でも投書で「1時間目の前に軽食を食べられるようにして下さい」っていうのがあったけど、確実にこの本を読んだ子だろうなぁとおかしかった。
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「怒る!日本文化論」で触れられていて興味を持って読んだ。 校則を日本のものと比較するというより、それぞれの国の事情や文化を知る材料としている本といった方がいいかもしれない。 日本では曖昧にぼかしがちなきまりも、海外では具体的かつ限定的に定められていたり、そもそもその国でしか通...
「怒る!日本文化論」で触れられていて興味を持って読んだ。 校則を日本のものと比較するというより、それぞれの国の事情や文化を知る材料としている本といった方がいいかもしれない。 日本では曖昧にぼかしがちなきまりも、海外では具体的かつ限定的に定められていたり、そもそもその国でしか通用しないものがあったりとなかなか興味深い。 国別で制服のイラストも掲載されている。イラストのタッチも綺麗で個人的にはそれだけ見ても面白かった。
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あなたは「日本の校則は厳しい」と思っていないだろうか。教育がある以上、世界中に校則は存在するし、それぞれの国情を背負った「厳しい校則」「妙な校則」もいくらでもある。本書では、「マイナス18℃以上の日は外で遊ぶこと」など、世界19ヵ国の「それホント!?」的な校則を多数紹介。各国の思...
あなたは「日本の校則は厳しい」と思っていないだろうか。教育がある以上、世界中に校則は存在するし、それぞれの国情を背負った「厳しい校則」「妙な校則」もいくらでもある。本書では、「マイナス18℃以上の日は外で遊ぶこと」など、世界19ヵ国の「それホント!?」的な校則を多数紹介。各国の思想や事情を楽しく学んでいくうちにやがて「日本の常識」の奇妙さも見えてくる奥深い一冊。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
世界各国の厳しい校則について触れられた本。 ふーん へー ほうほう と、おもしろがりつつも その国の教育方針が見えてくる。 校則ってのは 正義とかないんだぜ。 ただのルールなんだぜ。 そこんとこ法律といっしょ。
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