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鍵のかたち錠のふしぎ の商品レビュー

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2024/02/01

鍵と錠を様々な視点で考察し、その姿を多くの画像で紹介。 ・近代を解く鍵 高山 宏 ・鍵穴から覗いた鍵と錠の文化史 妹尾河童 ・鍵と錠の技術史 中山秀太郎 ・鍵と錠の歴史 ・日本の建築と錠 高橋康夫 ・ヨーロッパ/鍵のシンボリズム 崎村茂久 ・密室殺人と鍵 折原 一 ・人体という究...

鍵と錠を様々な視点で考察し、その姿を多くの画像で紹介。 ・近代を解く鍵 高山 宏 ・鍵穴から覗いた鍵と錠の文化史 妹尾河童 ・鍵と錠の技術史 中山秀太郎 ・鍵と錠の歴史 ・日本の建築と錠 高橋康夫 ・ヨーロッパ/鍵のシンボリズム 崎村茂久 ・密室殺人と鍵 折原 一 ・人体という究極の鍵 布施英利 ・鍵のかかる女 秋田昌美 ・「アイ」の錠あけ事件 久保田競 ・目に見えぬ鍵 谷口英久 ・ちょっとヘンなカギ ・近代を織る道具たち③簿記・帳簿・帳面 榧野八束 「西洋の鍵 4千年の歴史にみるすぐれた機能とデザイン」を 読み、ヨーロッパ以外の鍵についても知りたくて、 辿り着いた本です。 古代、中世のウォード錠、中東・インド・朝鮮の個性的な 鍵と錠、中国から日本に伝来した海老錠、錠前飾り、 細工もの、江戸時代の手錠が掲載されていて、 ちょっとヘンなカギでは郵便局の荷袋やマンホールのカギも。 特に、からくり錠には興味そそられました。 また多少難解だが、多彩な執筆陣による考察やエッセイも。 文化史、技術史、日本の建築と錠の関係、ヨーロッパの鍵の シンボル性、網膜識別などの人体化した鍵、拘束具と貞操帯など。 妹尾河童氏の対談は個性的で面白かったです。 そして、チンパンジーの錠あけ事件には驚きました。

Posted byブクログ