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五感で学べ の商品レビュー

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9件のお客様レビュー

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2020/07/03

タキイ研究農場附属園芸専門学校の1年間の記録。 自衛隊並みにキツい専門学校があると聞いて気になっていた時に出会った本。 サブタイトルに書かれている様に『過酷で濃厚』がよく分かる。一つ一つの言葉にグッと来る場面あり。

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2014/05/06

こんな学校があるんだ!! “タネのタキイ”で有名なタキイ種苗が、1947年、農業の実践教育のために創設した“タキイ研究農場付属園芸専門学校”滋賀県湖南市にある。この農業学校と、農業学校で学ぶ生徒の姿を紹介するルポルタージュ。年齢や入学の経緯も異なる生徒たちの寮生活にも迫る!

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2012/10/25

なぜかすごく惹かれて購入した本。こんな学校があるのは知らなかった。自分が今、高校生ならこの学校の門をたたくだろうなと思った。寝食を共にし、苦楽を共にしながら勉強する。実際はすごく大変だろうが、とても魅力的な学校に感じた。本に登場する濱口くんには自分に近いものを感じた。良い加減、モ...

なぜかすごく惹かれて購入した本。こんな学校があるのは知らなかった。自分が今、高校生ならこの学校の門をたたくだろうなと思った。寝食を共にし、苦楽を共にしながら勉強する。実際はすごく大変だろうが、とても魅力的な学校に感じた。本に登場する濱口くんには自分に近いものを感じた。良い加減、モラトリアムから脱しなければいけないのだが、まだ覚悟がしきれていない自分がいる。「学校で得られる最大の財産は同じ志をもった仲間」自分だけ良ければいいという態度ではやっていけない。この本を読んで、学校に対しての考え方少し変わり、自分を見つめなおしたくなった。

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2012/08/16

甲西町にある「自衛隊並みにキツイ」伝説の農業専門学校!「声だしていこうぜ!」「オイッ!」とか、青春・・・。入学式に席にちゃんと座ってられなかった若者らが、1年間で自分の将来のビジョンや日本の農業の今後を語るようになるまでを読むと、頼もしい限り。しかし、この年の卒業生がたまたまそう...

甲西町にある「自衛隊並みにキツイ」伝説の農業専門学校!「声だしていこうぜ!」「オイッ!」とか、青春・・・。入学式に席にちゃんと座ってられなかった若者らが、1年間で自分の将来のビジョンや日本の農業の今後を語るようになるまでを読むと、頼もしい限り。しかし、この年の卒業生がたまたまそうなのか分からないけど、ココ滋賀の地の専門学校で、生徒の出身地は北海道から沖縄まで多様な割に、滋賀出身の若者が在籍してないことが残念だなー。

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2012/07/26

タキイ種苗が運営している農業学校。 無料だそうですが、自衛隊並みに厳しいそうです。 本当に本気で農業を学ぼうと思っている覚悟のある人だったら、 良い場所が提供されているものだと思います。

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2012/02/06

『タネのタキイ』附属農業学校の一年間を追ったノンフィクション。 中学(部活も一緒)、高校、大学と一緒だった同級生がタキイで働いている。 今度連絡とってプチ同窓会でもしょう!

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2012/01/03

種のタキイとして有名なタキイ種苗の タキイ研究農場付付属園芸専門学校の1年間を 追った1冊。 ちなみに、著者は『農民になりたい』で脱サラして就農した人たちを取材している。 以下備忘録。 ・就農を目指す人だけでなく、自分探しをしている人も中にはいること。 ・真面目であってもひ弱で...

種のタキイとして有名なタキイ種苗の タキイ研究農場付付属園芸専門学校の1年間を 追った1冊。 ちなみに、著者は『農民になりたい』で脱サラして就農した人たちを取材している。 以下備忘録。 ・就農を目指す人だけでなく、自分探しをしている人も中にはいること。 ・真面目であってもひ弱ではあってはいけない。 ・整理整頓がいい仕事につながること ・植物や生き物を育てることで他者を思いやる心を育てる (気を使う、優しさをもてるようになる)

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2011/12/10

タキイ種苗が運営している農業学校の一年をおった話。24時間365日の共同生活は普通の学校の3倍の成長に匹敵するという。たった1年、2年で精神も技術も体力も見違えるという。植物を通して、他者を、皆で、育てることで自分自身を成長させ、人としてのコミュニケーション力も育まれる。 春の陣...

タキイ種苗が運営している農業学校の一年をおった話。24時間365日の共同生活は普通の学校の3倍の成長に匹敵するという。たった1年、2年で精神も技術も体力も見違えるという。植物を通して、他者を、皆で、育てることで自分自身を成長させ、人としてのコミュニケーション力も育まれる。 春の陣、夏の陣、うさぎ狩り、文化祭が描かれ、その中で生徒たちが将来について葛藤しながら成長していく様子を筆者と共に追っていく。 自分にとっては今までの小中高大とはまた別の新しい学校に感じた。先生である場員の方々と生徒の関係が眩しく思えた。文中の言葉を借りるなら教育実習の先生との関係。

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2011/08/21

農業の専門学校があるということを初めて知った。 移動は必ず走る、プライベートとシャバの情報が皆無の寮生活、熱中症の危険を孕んだ夏場日中の農作業・・・完全に体育会系の、過酷な生活。(普通、農家は夏場日中を避けて作業するそうだ) ちょっと特殊な環境ではあるものの、これは間違いなく青春...

農業の専門学校があるということを初めて知った。 移動は必ず走る、プライベートとシャバの情報が皆無の寮生活、熱中症の危険を孕んだ夏場日中の農作業・・・完全に体育会系の、過酷な生活。(普通、農家は夏場日中を避けて作業するそうだ) ちょっと特殊な環境ではあるものの、これは間違いなく青春ノンフィクション。 寮生活に、農業という過酷な労働がプラスしているために、昨今の農業ブームや、風評被害について、さらには社会園芸など、多方向の連想も可能だが、根本は、自然と関わって生きていくことを選んだ、青年たちの成長物語。 迷い、戸惑いながら入学した彼らが、心身ともに逞しくなる濃い1年を追う。 男祭り。強い絆で結ばれた仲間。同志。そんな激アツなキーワードがピッタリだ。

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