酷暑と放射能汚染に克つ の商品レビュー

石原結實【著】

2021/04/16

　2011.7発行ですから、福島原発事故後の対応を念頭に入れた書と思います。石原結實「酷暑と放射能汚染に克つ」。今、必要なものは免疫力。大胆に要約しますと次の4点に。①交感神経は「昼の、緊張の、活動の、闘いの」神経で、副交感神経は「夜の、リラックスの、休息の」神経。このバランスが大切　②運動で血行を促進して新陳代謝を活発にすること　③イライラ、不安生活より、副交感神経優位な明るいゆったり生活を。（排泄がよくなる）④放射性物質もあまり神経質にならず、「入ったら出す」の精神で。

2023/08/21

しょうが紅茶や人参リンゴジュースを提唱されている石原先生の本。

体を冷やしてくれる食べ物や暑さをしのぐ方法など、わかりやすく書かれていて読みやすい。

中には、緑のカーテンや風鈴etc.常識的な事柄も多いが、
ちょっとやってみようかな、という気にさせてくれる。

また、放射能から身を守るには、玄米や味噌といった日本の伝統的な食事が良いとの事。

長崎に原爆が投下された際、爆心地からわずか1.8kmの場所にあった聖フランシスコ病院の中にいた人たちは、ほとんど原爆症にかからず、奇跡的に生命が助かった。

彼らは、玄米に塩をつけて握ったおにぎりや塩辛い味噌汁を食べていたという。

健康についても参考になるが、
読むと希望が持てるので、それが一番だと思う。
石原先生の文章からは、楽天的なお人柄が伺える。

…やがてまた訪れるだろう酷暑に向けて。
一読をオススメします。