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アキハバラ@DEEP の商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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2016/01/26

吃音障害を抱えたページ、極度の潔癖症かつ女性恐怖症のボックス、定期的な光の動きを見るとフリーズしてしまうタイコ。始めはこの3人からストーリーが始まる。 その後、アルビノのイザム、引きこもりを回復し、逆に出っ放しになってしまったダルマ、そして「あかねちゃん」というコスプレ喫茶で働...

吃音障害を抱えたページ、極度の潔癖症かつ女性恐怖症のボックス、定期的な光の動きを見るとフリーズしてしまうタイコ。始めはこの3人からストーリーが始まる。 その後、アルビノのイザム、引きこもりを回復し、逆に出っ放しになってしまったダルマ、そして「あかねちゃん」というコスプレ喫茶で働いていたアイコンアキラが加わり、おたくならではのアイデアで、あたらしいサーチエンジンを開発する。 この本のしてんは、この人工知能を持ったサーチエンジンの主観で進んでいく。 久々に500ページ越えでボリューム満点! 石田衣良さんらしく、個性あふれるキャラクターばかりで、特に今回悪役となった中込威というベンチャー大手の社長のくず感は絶品だった。 こういうネット関係の取材よくされたのでしょう。描写も細かくかかれていました。

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2015/09/17

オタっぽい題名なので敬遠してました。スミマセンw 痛快、爽快、ワクワク、ドキドキ、ハラハラ! おもしろかったでーす!!

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2021/06/03

タイトル(カタカナでアキハバラや、"@")からしてあんまり期待できないけれども、ちゃんと石田衣良を読んでみるかと手にとったのがこれ。 秋葉原のメイド喫茶にたまっている、オタク仲間がつるんでなにか作ろうというストーリーからして、浅そうでしょ?浅いです。時代的に2...

タイトル(カタカナでアキハバラや、"@")からしてあんまり期待できないけれども、ちゃんと石田衣良を読んでみるかと手にとったのがこれ。 秋葉原のメイド喫茶にたまっている、オタク仲間がつるんでなにか作ろうというストーリーからして、浅そうでしょ?浅いです。時代的に2001年のADSL/クリアG3 Macの頃の話なので、今からその時代を見てしまうと、どうしても浅くならざるをえないのかもしれないけれども、とにかく秋葉原の街の描き方が雑。 聞きかじったり資料を集めたりしたコンピューター用語も、全く小説の血肉になっていなくて、「○○って何?」「○○とはなんとかのテクノロジーを応用した…」と登場人物に説明させてしまうわけで、それ以上触れないのなら、説明せずに触れておくだけで良かったんじゃないかというレベル。 中盤から「GoogleやYahoo!に負けないサーチエンジンを」とか言い始めるあたりも、マンガじゃないんだからと、逆に冷めてしまった。せいぜい日本ローカルの話にしてしまえばよかったのに。 浅い話なので、するすると滑るように読みやすい。バラエティー番組でしゃべっている石田衣良そのものという感じで、そこんとこは許せる所。 ただ、いちいち章や段落が終わるたびに「このことがのちのち彼らの運命を左右することになろうとは、予想だにできなかった」というような安っぽい引張り方は、星2つくらい減らすのに十分なくらいに目に余る。

Posted byブクログ

2014/03/01

前半は読みにくくて読むのに2日がかりだった。 後半からは、専門チックな文章に慣れたのかグイグイよめた。 どんな人でも、何かしら欠点はあって、みんなで力を合わせれば奇跡が起こる的な熱い感じは根暗なオタク達と半比例なイメージで楽しかった。 映画のアキラは山田優・・おっぱい小さい...

前半は読みにくくて読むのに2日がかりだった。 後半からは、専門チックな文章に慣れたのかグイグイよめた。 どんな人でも、何かしら欠点はあって、みんなで力を合わせれば奇跡が起こる的な熱い感じは根暗なオタク達と半比例なイメージで楽しかった。 映画のアキラは山田優・・おっぱい小さいから微妙な気が(笑) リアルアキラは私意見では絶対サトエリだわ!

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2012/08/24

オタクメインの話だからって甘くみていた。アクションシーンもたくさんあって爽快!笑えて感動出来る良い作品。

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2011/08/15

ネットの世界で何とか生きている、ある意味病気の5人にコスプレ女子が加わって、新しいAI型サーチエンジン(クルーク)を創り出す。業界大手に狙われて、平民はゆっくりと勇者になる。 ネット関連の言葉についていけないところもあったけど、「病気」を含めて仲間になっている彼らが好きになった。...

ネットの世界で何とか生きている、ある意味病気の5人にコスプレ女子が加わって、新しいAI型サーチエンジン(クルーク)を創り出す。業界大手に狙われて、平民はゆっくりと勇者になる。 ネット関連の言葉についていけないところもあったけど、「病気」を含めて仲間になっている彼らが好きになった。クルークが最後の一手になり、全体を過去の物語として進化したクルークが語る、まるで未来にいる気分。

Posted byブクログ