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宮澤賢治 魂の言葉 の商品レビュー

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2019/11/22

「雨ニモマケズ」 雨ニモマケズ風ニモマケズ 雪ニモ夏ノ暑サニモ負ケヌ 丈夫ナカラダヲモチ… 初めてこの詩に出逢ったのは小学生の頃。 あれから随分と年月は経ちましたが一生涯この人以上の人はいない気がする。

Posted byブクログ

2014/03/27

大手町の紀伊国屋書店で手にした本。しばらく積読になっていた。 この本で初めて知ったが、あの「雨ニモマケズ」の詩は、賢治が世に出そう、みんなに読んでもらおうということを前提に書かれたものではない。賢治の死後、実弟の宮澤清六さんが遺書とともに賢治が愛用していたトランクのふたの裏から...

大手町の紀伊国屋書店で手にした本。しばらく積読になっていた。 この本で初めて知ったが、あの「雨ニモマケズ」の詩は、賢治が世に出そう、みんなに読んでもらおうということを前提に書かれたものではない。賢治の死後、実弟の宮澤清六さんが遺書とともに賢治が愛用していたトランクのふたの裏から見つけたものだからだ。賢治は37歳にしてこの世を去った。晩年は病気のため療養しているような状態だったらしいが、自らの死を前にして、「自分はこうありたい」という願い、祈りだったのだろうということを知った。 雨ニモマケズ 風ニモマケズ 雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ 丈夫ナカラダヲモチ 慾ハナク 決シテ瞋(いか)ラズ イツモシズカニワラッテヰル 一日ニ玄米四合ト 味噌ト少シノ野菜ヲタベ アラユルコトヲ ジブンヲカンジョウニ入レズニ ヨクミキキシワカリ ソシテワスレズ 野原ノ松ノ林ノ蔭ノ 小サナ萱ブキノ小屋ニヰテ 東ニ病気ノコトモアレバ 行ッテ看病シテヤリ 西ニツカレタ母アレバ 行ッテソノ稲ノ束ヲ負ヒ 南ニ死ニサウナ人アレバ 行ッテコハガラナクテモイイトイヒ 北ニケンクヮヤソショウガアレバ ツマラナイカラヤメロトイヒ ヒデリノトキハナミダヲナガシ サムサノナツハオロオロアルキ ミンナニデクノボートヨバレ ホメラレモセズ クニモサレズ サウイウモノニ ワタシハナリタイ 昭和六年十一月三日

Posted byブクログ