騙されない生き方 の商品レビュー
苫米地さんが提案する 情報通貨と物価通貨の考えは面白かった。 考え自体には,同意できるけど, 既存団体の利益をすこぶる害するので, 実現するのは難しい。
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面白かったのは死刑廃止論の話で、脳の仕組みや歴史的な事実から説明してあり、いままで聞いたどの理屈より説得力があった。光市の事件で、多くの人が死ぬべきだと思う人は、果たして殺してもいいのだろうかと疑問に思っていた。 最高裁判所による殺人も、宗教の指導者による殺人も一切認めないとして...
面白かったのは死刑廃止論の話で、脳の仕組みや歴史的な事実から説明してあり、いままで聞いたどの理屈より説得力があった。光市の事件で、多くの人が死ぬべきだと思う人は、果たして殺してもいいのだろうかと疑問に思っていた。 最高裁判所による殺人も、宗教の指導者による殺人も一切認めないとして教育したほうが、無駄な戦争や一般的な殺人も起こりにくくなるのかもしれない。
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恋愛、自分、お金、メディア、宗教ーーこれら5つのテーマに大別された苫米地氏と中村うさぎの対談。 先の選挙では自民党が圧勝したわけだが、果たして選挙民は「政策能力」という本質的な部分で候補者を選んだのだろうか?実際のところは苫米地氏の指摘の通り、大半の日本人が「テレビ露出の多いタレ...
恋愛、自分、お金、メディア、宗教ーーこれら5つのテーマに大別された苫米地氏と中村うさぎの対談。 先の選挙では自民党が圧勝したわけだが、果たして選挙民は「政策能力」という本質的な部分で候補者を選んだのだろうか?実際のところは苫米地氏の指摘の通り、大半の日本人が「テレビ露出の多いタレント候補者」を選ばされているのではないか?自分の意思で行っているつもりの行動が、実は他人の手によって恣意的に操作されている可能性、本書はこれに気付かせてくれる。個人的には、「刃向かう」ことを幼稚だとする世間の風潮が原因では?と思ったりもするのだが。従うことが「大人らしい」のなら、深く考えなくなるだろう。 苫米地氏と中村うさぎは二人とも、相手の主張も聞き入れながらも自身の主張をしっかりするその絶妙なバランス感覚の持ち主。そんな二人が、お互い相手とは全く違う角度から切り込みを入れる(かと言え的外れでもない)その鋭いツッコミがなんとも面白い。 中村うさぎの最後の言葉ーーわたしの理想とする世界は、弱い者も強い者もみんな等しく「自分なりの生き方、自分の世界観」を選択できる自由な世界だーーにはなんだか救われた気がした。
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うさぎさんの質問&ツッコミが気持ちよかったです。 でもさ、とか、そうかな?とか私が言いたいことを言ってくれた感じで。 最後の方の苫米地氏の宗教感や死刑や拳銃をなくすという話にはとても共感できました。本当にみんなが自由な宗教を認め合って、誰も殺さなくなって、そうなればいいのにな。
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MPEG-LAはMPEG-4の権利処理を行う団体。恋愛、自己実現、お金、メディア、宗教について、見方の幅を広げてくれる。表面的な事で思考停止せず、本質を考え続ける態度は見習うべき。コンフォートゾーンについては上げる努力を怠っていた事に気づかされた。
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ずばり「騙されない生き方」というタイトルが今の私に必要と思い、渋谷のQフロントのTSUTAYAで購入しました。苫米地さんには前から興味ありましたが、しっかり本は読んだことが無かったので、今回さらに興味が湧き、他の本も読んでみたいと思いました。色んな考え方を学ぶのに軽く読める本だと...
ずばり「騙されない生き方」というタイトルが今の私に必要と思い、渋谷のQフロントのTSUTAYAで購入しました。苫米地さんには前から興味ありましたが、しっかり本は読んだことが無かったので、今回さらに興味が湧き、他の本も読んでみたいと思いました。色んな考え方を学ぶのに軽く読める本だと思います。
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絶望な国の幸福な若者たちと前後で読んだので、味わい倍増。のほほん感ゼロの中村うさぎ&苫米地対談。トマベジ氏初接触だったが、世の中のバカたちはカワイイな目線を隠さないところが強烈。自己実現と自己変革は違うんだ!というのは、現状打破したい病の私としては覚えておきたい一節。
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通貨を「情報通貨」と「物理通貨」に分けるというアイデアが面白い。個人的には情報と物理の線引きは難しいと思う。情報は物理よりも上位概念なので。すべてを情報としてとらえたうえで、それをどう政策的に展開するかを考えたらよいと思う。
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対談にすることで、色々な本で語られている苫米地氏の考え、理論を分かりやすく展開されている。「恋愛」「自分」「お金」「メディア」「神」に騙されない生き方が取り上げられているが、「お金に騙されない」の項を1番興味深く読んだ。マネーの膨張が生みだす格差社会をどうしていくのか?、その中で...
対談にすることで、色々な本で語られている苫米地氏の考え、理論を分かりやすく展開されている。「恋愛」「自分」「お金」「メディア」「神」に騙されない生き方が取り上げられているが、「お金に騙されない」の項を1番興味深く読んだ。マネーの膨張が生みだす格差社会をどうしていくのか?、その中でどう生きていくのか?よくよく考えておかないといけないと感じた。迫害されたユダヤ人が大切にしたのが、①教育②ダイヤモンド③金という持ち運び可能な3つであったというのは、なるほどと思った。
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うさぎさんのエッセイはよく読むのですが、苫米地さんと言う方はこの本で初めて存在を知りました。 非常に頭の回転が早く知識の宝庫のような方、ただ独善的な印象も否めないかな?なんて。 それを言ったらおしまいか。 非常に内容の濃い対談ですね。もう一回位読み返したいですね。
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