海ぼうずのオロロン の商品レビュー

なおえみずほ(著者),赤星亮衛(著者)

2009/11/01

こんなに切ない児童書があるだろうか？？

絵だって怖い。決して上手とは言えない。
海ぼうずってもっと可愛いイメージで描いたっていいのに、なんでこんなに怖い顔なんだ？

でも子供のころ受けた衝撃を今も忘れられずにおります。
海ぼうずの子供オロロンが、仲間たちとくじらの骨を探しに旅に出るという話。

読んでいると、冷たい海水が自分の周りにひたひたと来ているような気がする。
骨が氷に当たってシャリ！っと破片が海に散る音まで聞こえる気がする。
オロロンと一緒に旅をしているような気がする…。

最近になって買いたいと思い、調べたら…なんと絶版。
アマゾンでも扱っていない。
図書館で読むことは出来ても、買うことが出来ないのです。

お願いします。復刻して下さい！