風の冥想ヒマラヤ の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
86~87年、パキスタンからカラコルムハイウェーを越えて、中国新疆のカシュガル/ウルムチを経て、チベットのラサ、ネパール・インドまで抜けた旅の記録。 著者は登山家で、もともとの単行本版には第一章として登山記が入っていたらしい。それを文庫本版では削除したとの事。ただ、前書きで著者はこの旅の10年前にヒマラヤ遠征で失敗し仲間を失ったことが本著のきっかけと言っているのだから、あえて登山記を削らなくてもよかったのでは。
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書かれた当時はよかったのかもしれないが、もはや人の足が及んでいない場所がない現代においては、ただやったことや食べたものを連々と書き連ねるだけの旅行記はもはや冒険記ではない。所々の意見も思索ではなくバックパッカーの感想の域を出るものではなく、根拠や裏付けがまったくない。Facebo...
書かれた当時はよかったのかもしれないが、もはや人の足が及んでいない場所がない現代においては、ただやったことや食べたものを連々と書き連ねるだけの旅行記はもはや冒険記ではない。所々の意見も思索ではなくバックパッカーの感想の域を出るものではなく、根拠や裏付けがまったくない。Facebookやmixiの日記のようだ。
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