エレベーター・ファミリー の商品レビュー

ダグラスエバンス【作】,清水奈緒子【訳】,矢島眞澄【絵】

2017/12/18

[江戸川区図書館]

きっと面白がるだろうな、と借りてきたけれど一向に読んでもらえず、今週"課題図書"化してやっと読み終えた本。ただ、結局最終日にいやいや読み始めたものの、本を開くなり、「字が大きい！100ページくらいしかない！」と喜んだので、少し成長を感じた。

息子に読ませている"本"という意味ではさほど字の大きさ感があるほどではない本だと思ったのに、自分からそう"思った"ということは、最近字が小さいドリルとかをやらせていたからか？？いずれにせよ、このくらいの字を"大きい(楽だ)"と喜ぶのはいい傾向だ。

その一方でハードカバーとはいえ、表紙絵の雰囲気やこの手の本にしては薄めの見た目からも、字のボリュームや内容(読みやすさ)の"簡単さ"を本を開くまで気づけないのは、まだまだ経験不足だよなぁ、とも。

エレベーターの中を宿泊"部屋"としてバカンスを楽しむという、ありえない想定の一家の様子をどう描くのか(特にお風呂は？？)と私自身興味深かったけれど、他の人たちとのふれあいを表紙絵の雰囲気そのままにほのぼのと描いた本。さらりと読んで楽しむのにちょうどいい。

2013/07/15

小さな部屋で家族いっしょにいるのが大好きなウィルソン一家。とあるホテルのエレベーターが気に入って、そこでバカンスをすごすことにしました。エレベーターにのる人はだれでもウィルソン家のお客さまとして大歓迎！　悩みをかかえた人も困っている人もウィルソン一家のおかげで「上向き」になるんです。そんなウィルソン一家がある怪しい客に気づいて…。
エレベーターファミリーの大活躍が痛快なおはなし。