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山村暮鳥 の商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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2024/09/05

暮鳥さんの詩だと知らずに かつて読んだことのあるものが いくつかあった。 有名な方ってことですよね、把握しておらず ごめんなさい。 平易な言葉で少しさびしさはあるけど 全体として暖かさに包まれた詩だと感じた。 この人の詩は好きだなぁと思って 巻末のプロフィールを読むと 神学校に...

暮鳥さんの詩だと知らずに かつて読んだことのあるものが いくつかあった。 有名な方ってことですよね、把握しておらず ごめんなさい。 平易な言葉で少しさびしさはあるけど 全体として暖かさに包まれた詩だと感じた。 この人の詩は好きだなぁと思って 巻末のプロフィールを読むと 神学校に通われてキリスト教の洗礼を 受けられていたそう。 私自身はキリスト教信者ではないが キリスト教の影響を受けた作家の作品が 好きなように思う。 暮鳥さんは、貧困と結核で晩年辛い時期を 過ごしたそうだ。時折その気持ちが 詩にも表れているが、優しさは変わらなかった。 よい詩だと思った。

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2021/05/09

はじまりのページで著者が、詩は「言葉の音楽」「言葉の絵画」だといっているようにこの本では、作品ひとつひとつをまるで絵画の鑑賞のように丁寧に大切に紹介している。子供たちに向けてとしてはとてもわかりやすく、心に響く一冊になるのではないだろうか。また大人にとっては、山村暮鳥をもっと深く...

はじまりのページで著者が、詩は「言葉の音楽」「言葉の絵画」だといっているようにこの本では、作品ひとつひとつをまるで絵画の鑑賞のように丁寧に大切に紹介している。子供たちに向けてとしてはとてもわかりやすく、心に響く一冊になるのではないだろうか。また大人にとっては、山村暮鳥をもっと深く知る本になり入門書としても素晴らしい本だった。味わい方は、やはり絵画と一緒できっと人それぞれでいいのだと思う。私は中でも「歩行」という詩がよかった。暮鳥も愛の中にいるようで私も嬉しかった。

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2020/05/05

すごく曖昧な感想で申し訳ないけど、なんだか大地に立ってる感じがします。 広い大地に立って、周りを見渡したり、空を眺めたり。 そんな情景が浮かんできます。 たくさんの詩が紹介されているのに、そんな十把一絡げに言えるものかとも思うのですが、家の中にいるなあって印象を受ける詩はあまりな...

すごく曖昧な感想で申し訳ないけど、なんだか大地に立ってる感じがします。 広い大地に立って、周りを見渡したり、空を眺めたり。 そんな情景が浮かんできます。 たくさんの詩が紹介されているのに、そんな十把一絡げに言えるものかとも思うのですが、家の中にいるなあって印象を受ける詩はあまりないように思います。

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2014/05/25

浅学で「いちめんのなのはな」のイメージしかなかったので、本書を読んでびっくり。こういう詩を書く人だったのか、と思った。 平易で無邪気、そして真面目だな、という印象。山村暮鳥は、明るいものを愛しているが、義務感も強かったようだ。自分で自分を縛っている、言い聞かせている、けれどもそれ...

浅学で「いちめんのなのはな」のイメージしかなかったので、本書を読んでびっくり。こういう詩を書く人だったのか、と思った。 平易で無邪気、そして真面目だな、という印象。山村暮鳥は、明るいものを愛しているが、義務感も強かったようだ。自分で自分を縛っている、言い聞かせている、けれどもそれらから自由になって、自然のようにのびのびしたい、という気持ちが言葉から伝わって来た気がした。 知らない詩人を読むのが不安だったので、子供用の本から入る。入門としてちょうどよかった。

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2014/01/13

図書館の特集本コーナーでやわらかい色づかいの装丁が目に留まり 、借りてきた一冊。 いちばん最初におさめられていた「風景 純銀もざいく」は、知っていたけれど、あとははじめて目にする作品ばかり。 一編ずつに解説文がついているけれど敢えてそれは読み込まずに、作品とじっくり向き合いました...

図書館の特集本コーナーでやわらかい色づかいの装丁が目に留まり 、借りてきた一冊。 いちばん最初におさめられていた「風景 純銀もざいく」は、知っていたけれど、あとははじめて目にする作品ばかり。 一編ずつに解説文がついているけれど敢えてそれは読み込まずに、作品とじっくり向き合いました。(子どもむけの名詩入門シリーズだったようです。だから、手に取りやすいような装丁だったのだと納得。でも、子どもむけとは思えないほど作者の背景解説などが丁寧なので、大人にとっても入門書となりそうです。) さっぱりとした、まっすぐな言葉遣いながら、行間から繊細な心境がにじみ出てくるような、そんな趣のある作品ばかりでした。こども(赤ちゃん)にむける暖かなまなざしが印象的。 お気に入りの作品は「或る日の詩」「友におくる詩」「手」。 さびしさの表現が、透き通るような美しさです。

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2013/06/07

「風景 純銀もざいく」の解説が 個人的には一番興味のあるところだった。 けど,今まで知らなかった他の作品にも 自分の心をうつものがいっぱいあった。 特に,「道」「こども」「ある時」は,短い中でも 胸にくるものがある。

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