金子みすゞ名詩集 の商品レビュー
【1回目】Kindle Unlimitedにて。平易な言葉遣いながら、鮮烈な印象を与えてくれた。「100分de名著」で取り上げられたのにちなんで手にしたもので、松本侑子さんの「名」解説に手助けられながらの読了。何人かの方々と「音読」したのがよかったのだと思う。様々なバージョンがあ...
【1回目】Kindle Unlimitedにて。平易な言葉遣いながら、鮮烈な印象を与えてくれた。「100分de名著」で取り上げられたのにちなんで手にしたもので、松本侑子さんの「名」解説に手助けられながらの読了。何人かの方々と「音読」したのがよかったのだと思う。様々なバージョンがあるようで、それぞれの編集意図についても読んでみたいと思った。
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レビューを書くのも恐れ入りますが、 読んだことをメモにしておくので書いておきます。 本の帯にも書かれていた通りに、 小さな同h測物に対する深い愛情や悲しみ、 子供を持つ独特の感性などがみずみずしい言葉で 綴られていました。 特に後半の掲載されているものでは、 自分の身を案じ...
レビューを書くのも恐れ入りますが、 読んだことをメモにしておくので書いておきます。 本の帯にも書かれていた通りに、 小さな同h測物に対する深い愛情や悲しみ、 子供を持つ独特の感性などがみずみずしい言葉で 綴られていました。 特に後半の掲載されているものでは、 自分の身を案じているのか分からないけれど、 命にまつわることが描かれていることが 多いかと思うと胸が詰まる思いがしました。 子供の視点で描かれている所も多いですが、 寂しさや切なさが目に浮かぶように 描かれていて こんな短い詩の中で奥深さを感じられました。 代表的な「こだまでしょうか」、「大漁」、 「お菓子」、「星とたんぽぽ」、「私と小鳥と鈴と」なども良かったですが、 他にも印象的なものだったのは 「雀のかあさん」、「さかむけ」、「硝子と文字」、 「白い帽子」、「暦と時計」、「燕のかあさ」が 心に響きました。 一度読むだけでなく、 何度でも繰り返して読み深めていきたいと 思うのでいつでも読めるように手元に 置いておきたいと思います。・
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「私と小鳥と鈴と」「こだまでしょうか」が載っていたので、読んでみた。 金子みすゞさんの独特の感性に触れることができ、哀愁やときにはハッとする言葉が綴られていた。
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「私と小鳥と鈴と」「こだまでしょうか」「不思議」「誰がほんとを」「星とたんぽぽ」「ばあやのお話」が印象に残った。瑞々しい感性を失わず、保ちたいと思います。
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いくつかの詩を、 さらっと読んだことしかなかったけど、 じっくり読むと深い。 何度も読み返したいと思った。
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美しき言葉に触れ、心の栄養素としてバランスが良い本。 詩は完成形ではなく、読み手の解釈力が合わさって、世界に一つの「詩」となると思います。
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Amazon prime readingで読んだ 七五調のリズム感が心地よい作品たちでした 詩を読むと句読点の使い方がとても気になる…どんな意図があるのだろう
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この人の作品は、CMやらドラマやらで何度か目にしたことはあるが、まとまった形で読むのは初めてだった。どれも七五調の短いもので、子供が書いたのかと思ってしまうような内容だった。が、時にはっとするような新鮮な発見もあった。何度でも読み返して、気に入った作品は諳んじたいと思う。
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以前に合唱曲で何作か触れたので、この機会に他の作品にも触れてみたかった。 『硝子は 空っぽのように すきとおって見える。 けれども たくさん重なると、 海のように青い。 文字は 蟻のように 黒くて小さい。 けれども たくさん集まると、 黄金のお城のお噺もできる。』(硝子と文字)...
以前に合唱曲で何作か触れたので、この機会に他の作品にも触れてみたかった。 『硝子は 空っぽのように すきとおって見える。 けれども たくさん重なると、 海のように青い。 文字は 蟻のように 黒くて小さい。 けれども たくさん集まると、 黄金のお城のお噺もできる。』(硝子と文字) 優しく繊細ながら、時折はっとするほど鋭い観察眼も覗かせる瑞々しい言葉達。 なぜ自死を選ぶに至ったのか、作者の人生も気にかかる。
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