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身体で考える。 の商品レビュー

3.6

23件のお客様レビュー

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2019/10/14

特に面白かった話 ・自分で「できない」と可能性を縛ると、できない ・歩き方は自由、かつ人間の根本的身体操作 ・自由な分子が多いほど運動は安定する、平方根の法則 ・自分の幸せはわからないけど人の幸せはクリアに考えられる 俺もヨーガしたいな、と思いました てかやろうと思う

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2018/03/15

読了。成瀬雅春は空中浮遊できるヨガの人。為になった。素振りでも、1回、1回考えてしないけないようだ。

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2017/06/24
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限界を作らない人が伸びる。発想はフレキシブルで前向きに。 既成概念の枠を外す。非常識ではなく「超」常識思考で。 身体は鍛えられない。使えば使う程消耗していく。だから効率的にバランスの取れた消費量の少ない動きを常に意識する必要がある。 「アンチエンジング」はそれに逆らう最も無意味な例の一つである。 ※ルンゴム:自分が見えるモノの中で最も遠くにあるものに視点を定め、自分の意識をその位置まで飛ばそうとすることによって空中歩行をしているように感じ、早く目的地に着けるようになること。 他者との勝ち負けには意味は無い。頂上を感じた時点で、人間は下ることしか考えられなくなるからだ。 超長距離走における50,60歳代の人が強い理由は、若者のように使える身体資源が少ないので「ありものの使いまわし」が上手くなるからである。 ジャングルではピュアでないと生きてはいけない。突然の入力変化に対応出来ないからだ。 電車は定時に来るし、自動車は信号で止まってくれる。そういう世界ではピュアでなくても生きていける。 センサーの劣化、特に嗅覚や触覚が現代人は劣化している。 煩悩を「なくす」ことなんて絶対に出来ない。そうではなくてあらゆる煩悩に対する執着から「離れる」ことが大事である。 「死をコントロールする」ことが究極の目標。~成瀬氏 身体が欲するモノを食べる。 食生活と性生活は他人に意見するべからず。 辛い状況というのは、心身能力が高くないと乗り切れない。だからそういう時こそ上機嫌でいるべきなのである。

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2017/05/12

内田樹さんと成瀬雅春さんの対談。 お互いに身体のプロですので対談の中身も非常に深いです。 書かれていることも頭で理解するというよりは身体そのものに腑に落ちるという感覚で読めます。

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2016/01/31

合気道の先生兼女子大のパンキョーの先生と、ヨガの達人が「現代人はカラダの使い方はなっとらん。でも俺はこんなことが出来るんだぜ」と対談する本。 内田氏についてはツイッターでのおバカ発言(というかトンデモ発言)をよく見るが、合気道の達人だけあってカラダのことは人一倍詳しい。対談相手...

合気道の先生兼女子大のパンキョーの先生と、ヨガの達人が「現代人はカラダの使い方はなっとらん。でも俺はこんなことが出来るんだぜ」と対談する本。 内田氏についてはツイッターでのおバカ発言(というかトンデモ発言)をよく見るが、合気道の達人だけあってカラダのことは人一倍詳しい。対談相手の成瀬氏もヨガの奥義を色々極めている行者のような人なので、内田氏以上に身体の使い方を達観している。 面白かった話を抜粋すると以下のとおり。 ・「歩き方」は各国各様。定形化されたフォームはない。 ・クビを回すときに、筋や関節などの稼働・変化を意識すると、200ケ所ぐらいチェックポイントがある。 ・戦国時代の合戦の前に軍勢のそれぞれの武士が身体をカチカチいわせると、軍勢全体にそれが伝播し、全体で振動音を作り出していたことが「武者震い」の語源 ・戦いの指揮官に求められる資質は配下の人間のカラダ・感覚を共鳴させうること 頭でっかちにならず行動してみろ、という理屈ぬきの論理は同意できる。

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2014/07/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ウチダ本というか、オウム真理教の麻原みたいなヨーガの行者の売り出し本という気がした。小見出しで気を引くけどもあまり中身がない対談本。 全部読まずに放り出してしまった。 この人、やっぱ、ふつうに一人書きのエッセイがいいだろうな、と思う。相手に合わせて思考が削られてる気がする。にしても、オカルトおじいさん、うさんくささがある。全部読まないまでの偏見だけど。

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2014/01/12

合気道の先生と内田先生との対談集。 内田先生の他の著書とかぶる部分も多い。 ブドウの世界の専門的な話も多く、あまり入り込めなかった。

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2013/08/21

内田樹さんと、成瀬雅春さんの対談本。後者の方ははじめて知りました。 とにかく「神秘的」な本でした。身体性をテーマに、深く深く、語りつくす。 共感するところもあり、でもまだまだよくわからない部分もあり。 でも読んだ後は、身体のことをもっと知りたくなる。 ヨガと合気道もつながってるね...

内田樹さんと、成瀬雅春さんの対談本。後者の方ははじめて知りました。 とにかく「神秘的」な本でした。身体性をテーマに、深く深く、語りつくす。 共感するところもあり、でもまだまだよくわからない部分もあり。 でも読んだ後は、身体のことをもっと知りたくなる。 ヨガと合気道もつながってるねんなあ。大学の体育で取ってみよう。 あと、時々ある写真の迫力がすごい。ゲームの中かと疑いたくなる。

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2013/08/03

空中浮遊老師成瀬雅春…非常に気になる存在である。 ・エビデンスの無いものも認めよう。日本の霊的再生。004 ・武道において後悔と取り越し苦労は禁物。032 ★歩き方というのは、国によって実はまちまち。腰痛や痔疾や痛風を代償にした二足歩行によって、人間は定型を持たない身体運用...

空中浮遊老師成瀬雅春…非常に気になる存在である。 ・エビデンスの無いものも認めよう。日本の霊的再生。004 ・武道において後悔と取り越し苦労は禁物。032 ★歩き方というのは、国によって実はまちまち。腰痛や痔疾や痛風を代償にした二足歩行によって、人間は定型を持たない身体運用を手に入れた。歩くという行為こそが、人間を人間たらしめているものではないか。097 ★ルーティンを守る。それが、微細な変化への感受性に繋がる。227 ・呼吸を数える瞑想法。一定の時間で自分が何回呼吸をしたか。268

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2013/02/06

内田さんの本を読んでいて気持がいいのは、 この人が身体の声を聞けるからだ。 社会や文化のことを語っても、頭上を素通りするのではなく、 身体の内を通ってくる言葉には手触りがある。 合気道6段とヨーガ行者の対談は、全編刺激に満ちている。 「ろくでもない未来でも自分の予測が当たったこ...

内田さんの本を読んでいて気持がいいのは、 この人が身体の声を聞けるからだ。 社会や文化のことを語っても、頭上を素通りするのではなく、 身体の内を通ってくる言葉には手触りがある。 合気道6段とヨーガ行者の対談は、全編刺激に満ちている。 「ろくでもない未来でも自分の予測が当たったことの方が、 知的に卓越していることが証明できる。 悪いことを予測すると、それが当たるように無意識に 悪い方への選択肢を選んでしまう」というのに納得。 だからマイナス思考の人はうっとおしいんだよな。 やはり日々楽しいことを考えて「そんなことできない」なんて自分に制限を付けないことが、 毎日楽しく過ごす秘訣だと思う。 好奇心を持つこと、やりたいことはやること、どんな状況も楽しむこと、 身体の発するセンサーに敏感になること。 危機的状況のための備えは、まず心がけ。 せいぜい長く生きても100年。 ネガティブなことをいじくりまわして不満を言ってるなんてもったいない。 成瀬氏の言葉でとても印象的だったのは 「楽しい走馬灯を見るために毎日楽しいことをする」 もう超共感。 「死ぬ瞬間に、自分の人生を走馬灯のように見るのであれば、 つまらなない人生を歩んだ人は、つまらない走馬灯しか見ることができない。 死の瞬間に、自分の生涯がつまらなかったと思うことほど残念なことはない」 私も「これがあれば、辛い時にも大丈夫」という幸せな瞬間をいくつも持っている。 だから多分、なんかあっても頑張れる。

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