明日の日本をつくる復興提言10 の商品レビュー
復興に何が大事かは書かれていても、何をすべきか、そして筆者は何をしたのかがほとんどなく、絵空事しか伝わらないのが残念。 その点、Googleの当日からの動きは見事なのが目立ちます。
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10人の異なる立場の方々が、それぞれの視点で震災からの復興について述べている。それらが特にリンクするわけでもなく、オムニバスという形式だ。 それゆえ、真っ向からそのベクトルが対立している意見もあり、個々の意見に過剰に入り込まずに、俯瞰して眺めると、おぼろげながら全体像が掴めるよ...
10人の異なる立場の方々が、それぞれの視点で震災からの復興について述べている。それらが特にリンクするわけでもなく、オムニバスという形式だ。 それゆえ、真っ向からそのベクトルが対立している意見もあり、個々の意見に過剰に入り込まずに、俯瞰して眺めると、おぼろげながら全体像が掴めるような気もする。 しかし、それは思想の話であって、具体的行動に移す段階では、やはり俯瞰していては動けないという感触もある。 そういう意味では、最後のGoogle社が、今回の震災でどのように動いたか、また内部ではどのような状況であったか、というのは、ひとつのヒントになるかもしれないと思えた。 「思想は鳥の目で、行動は虫の目で」 という感じかな。
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震災から復興へ。各界の論客の緊急提言。異色の取合せが目を引く。 こうした本は、今のように日々情勢が変わっていく場合、内容が現実から離れてしまうリスクがあるが、そこを敢て本にまとめた事に意義があるのかもしれない。 せっかくの提言、皆様言っただけではなくて、動いていただきたいと思う。...
震災から復興へ。各界の論客の緊急提言。異色の取合せが目を引く。 こうした本は、今のように日々情勢が変わっていく場合、内容が現実から離れてしまうリスクがあるが、そこを敢て本にまとめた事に意義があるのかもしれない。 せっかくの提言、皆様言っただけではなくて、動いていただきたいと思う。 提言とは別に、巻末に収録された、Googleのパーソンファインダーなどの取り組みの経緯の紹介も興味深く読んだ。実は参加しようと思いつつ、動けなかった。あの日が蘇ってしまったから。半月くらいはダメ状態だったと思う。 それでもやっぱり、自分にできる事はあるはずだ。寄付の他にも何か。 これから先は、ひとりひとりが自分で考えて、動いて行けばいいのだと思う。
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