みっともない老い方 の商品レビュー
「人面魚現わる !」・「電線に止まったUFO」・さらには「マドンナ痔だった !」など衝撃的な一面見出しで有名な東京スポーツ(東スポ)で出版部長を務め、独立後は1979年の『天中殺入門』や1995年の『脳内革命』というベストセラーの仕掛け人として知られる一方で、『男の成熟』・『遊び...
「人面魚現わる !」・「電線に止まったUFO」・さらには「マドンナ痔だった !」など衝撃的な一面見出しで有名な東京スポーツ(東スポ)で出版部長を務め、独立後は1979年の『天中殺入門』や1995年の『脳内革命』というベストセラーの仕掛け人として知られる一方で、『男の成熟』・『遊びの品格』など100冊を超える自著で男の生き方・働き方を問い続ける「生活経済評論家」の川北氏が、60歳からの暮らし方について提言する。人類が史上初の「超高齢社会」という未体験ゾーンに突入しようとする今、定年後の20年以上にも渡る日々を単なる「人生の延長戦」とか「オマケの余生」と考えるのではなく、人生の第二幕として新たに「生き直す」のだと啓蒙する。現役時代には職場や人間関係に縛られて思うように出来なかった人ほど、今こそ「素の自分」に立ち戻り、断捨離と上機嫌を基本としたライフスタイルの転換が不可欠であると説く。副題は『60歳からの「生き直し」のすすめ』
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いや、まあ、六十代半ばになってしまった自分としては、身につまされるご指摘がてんこ盛り。この本で身ずまいを質すことができるような若人は、逆に、こんな本読まんだろうなぁ。
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定年を迎える男性向けの本だけれども,若い世代にも参考になる。 皆から愛される好好爺,尊敬を集める長老になる方法についての考察。 『定年後とは,これまでの人生(第1幕)とは異なり,自分の好きなようにスタートをアレンジできる人生の第2幕』という発想。
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高齢化問題に興味をもったときに、購入した一冊。 高齢化問題といえば、高齢者を問題の原因として問題全体を見ていたという反省がある。 この本は、高齢者という人間がどう歳を重ねるべきかということを述べていて、とても参考になった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「みっともない老い方: 60歳からの「生き直し」のすすめ」読了。2012年44冊目。 タイトルを見て思わず購入の一冊。自分が60歳の時にどんな生き方をしているのか。定年後何をするのか。自分の親の世代とも重なるため、自分の30年後と親の生き方を考えながら読んだ。 内容としては、”生き方”について、ためになることがいろいろ書いてあるのだけれど、一番印象に残ったのは、趣味の話。本書では武者小路実篤の言葉を引用していた。 「趣味ということは馬鹿に出来ない。人間の上等下等は趣味で大概きまる。」 なかなか考えさせられる言葉。果たして自分に60歳を越えて続けられる趣味があるのだろうか?と考えさせられた。 今からやりたいことを考えて、それをためておいて、60歳(ないし65歳、ないし70歳か?)の時から楽しい第2の人生を送りたい。カッコイイ年の取り方をして、イキイキとした老後を過ごす。そんな姿を子どもに見せられたら、その子どもも幸せだろう。リア王のようにはなりたくないものだ。 できれば上等の方でありたいと願う。
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本のタイトルは辛辣ですが、自分が老いを感じたときに どう過ごせば、「いきいきと、そのとき、その年齢を楽しめるか」ということを学ぶために読みました。 また、何年か経ってから読み返すと、感じ方がかわってくるかもしれません。
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定年後だけでなく、定年前であっても「なれる」ではなく常に新鮮な気持ちで取り組むことが必要だと感じました。
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『老年の最大の報酬は精神の自由である。元気ざかりの人びとが重要だと考えることに、ある程度無頓着になれることである。』 とのこと。 思いの外勉強になった。 定期的に読み直したい一冊になりました。
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今読んでいると、書かれている内容はしごく御もっともなんですが、老いてくると気持ちが変わってくるという事なのかもしれません。 今のうちからの準備が必要のようです。 お一人様になる覚悟と健康とお金、これが揃わないと老後は大変そうです。
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みっともない・・・・年齢を重ねてから言われるのは、非常に恥ずかしい言葉だと思います。その言葉と老いる・・・というのは、相反するような言葉だと思っていました。しかし、最近の高齢の方は、非常によく切れるし、会話も一方的であることが多い。まぁ、しょうがないと思う部分もあるが、スマートに...
みっともない・・・・年齢を重ねてから言われるのは、非常に恥ずかしい言葉だと思います。その言葉と老いる・・・というのは、相反するような言葉だと思っていました。しかし、最近の高齢の方は、非常によく切れるし、会話も一方的であることが多い。まぁ、しょうがないと思う部分もあるが、スマートにできないものか・・・と著者に同感でした。
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