冠婚葬祭でモメる100の理由 の商品レビュー

島田裕巳【著】

2017/07/05

冠、婚、葬、祭について、Q&A形式で語られる。婚、葬についてが殆ど。
『葬式は要らない』の著者でもあり、あの時も納得だらけだったけども、今回もだな。
現在の葬式の形式って、江戸時代の寺請制度からってのは、戒名諸々で大分知ったけど、地方から都市化、さらにグローバル化で色々と変わってゆく今を改めて読むと新たな発見も。

結婚ね。家。生い立ち。環境ね。
伝統、しきたり、習わし。
ね。
納得の一言に尽きる一冊でした。

2011/11/05

初めての参加でした。大切な本を抱きしめながら話す方、この本は、ずっともっていたいと熱く語る方。本への情熱に触れる時間でした

しまだなおみ
初めての参加でした。大切な本を抱きしめながら話す方、この本は、ずっともっていたいと熱く語る方。本への情熱に触れる時間でした
 
しまだなおみ

2011/08/18

できれば、関係する人の負担にならん方法がいいと思う。
田舎の祖父の葬式に出たときに、村のおっさんがやたら偉そうに延々酒飲んでるのを見て、なんなんこいつらって思った覚えがある。しきたりとか習慣とかは、コミュニケーションのコストを下げられるうちは役にたつんやろうけど、逆になることも多い気がする。

でも全般的にあんまり質問内容自体にピンとこなかったなぁ。

2011/07/19

【きっかけ】
BizCollegeの連載「あなどれない新書たち」で紹介されていて興味を持ちました。冠婚葬祭って気を使わないわけにはいかないけれど、どうすればいいのか途方にくれることも多いはず。

記事にある「冠婚葬祭にかかわる問題は、理屈ではなく体と心を使って乗り越えていくしかない。」という一文には実感がこもってますね。簡単に割り切れないから難しいんですよね。
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20110714/277683/

2011/07/18

さらっと読むには面白い。みんな色んなことで悩んでいるんだなぁ。昔ながらのやり方はそれなりに意味のあるものとか、人とのつながりとか温かさとか、そういう面も大事だけれど、私はやっぱり祝儀香典なくして欲しい派（勿論半返しや香典返しも）なので、そういう意味では著者のアンサーはすんなり読めたかもしれない。読んでいて感じたのは、揉め事の回避は相手のやり方を尊重するという双方の思いやりに尽きるということ。