純粋理性批判(上) の商品レビュー
他訳は読んだ事ないので比較しようもないのだが、どうやら原文に忠実に訳しているようで一文が異常に長く少々読み難い印象はある。上巻は超越論的分析論までなので、これはこれで一区切りであり、超越論的弁証論以降に興味がない人には、上巻のみでもいいのかもしれない。(それで『純粋理性批判』を読...
他訳は読んだ事ないので比較しようもないのだが、どうやら原文に忠実に訳しているようで一文が異常に長く少々読み難い印象はある。上巻は超越論的分析論までなので、これはこれで一区切りであり、超越論的弁証論以降に興味がない人には、上巻のみでもいいのかもしれない。(それで『純粋理性批判』を読んだと言えるのか否かは疑問だが)
Posted by
ひたすら難しい。独力で読もうとしたが挫折し、解説本を読んでから読んでもなお難しい。空間、時間、直観、悟性、などなど単語には慣れてきたが、すらすらと理解できるには至っていない。あと中巻、下巻があるのだが。。それでもなお読んでみようという気持ちになるのが不思議だ。カントを読むことで前...
ひたすら難しい。独力で読もうとしたが挫折し、解説本を読んでから読んでもなお難しい。空間、時間、直観、悟性、などなど単語には慣れてきたが、すらすらと理解できるには至っていない。あと中巻、下巻があるのだが。。それでもなお読んでみようという気持ちになるのが不思議だ。カントを読むことで前後の哲学にもつながってくるので、必読であることは間違いないのだろうけども。
Posted by
哲学史における不朽の名著、『純粋理性批判』の「序論」「超越論的原理論」第一・第二部門を収録。上巻は、経験の可能性の条件=経験の対象の条件を確定しその内実の解明に向けられた、感性論と悟性論が中心となっている。直観の条件としての時間と空間、純粋悟性概念=カテゴリーの演繹、規則に特殊と...
哲学史における不朽の名著、『純粋理性批判』の「序論」「超越論的原理論」第一・第二部門を収録。上巻は、経験の可能性の条件=経験の対象の条件を確定しその内実の解明に向けられた、感性論と悟性論が中心となっている。直観の条件としての時間と空間、純粋悟性概念=カテゴリーの演繹、規則に特殊と包摂する働きすなわち判断力に関わる図式論など、近代的理論哲学やその後の現代哲学においても絶えず問題とされ続けてきた内実豊かな議論が展開されている。
Posted by
「同じものを見ているけど、他の人とは別様に見ているかも知れないし、往々にして別様に見ていることが会話からわかる」。 この問題設定、つまり「物自体の認識は不可能だが、現象を知覚することはできる」という屈折した、しかし間違ってはいない困難な問題設定に対して、カントは挑む。 ただ現在...
「同じものを見ているけど、他の人とは別様に見ているかも知れないし、往々にして別様に見ていることが会話からわかる」。 この問題設定、つまり「物自体の認識は不可能だが、現象を知覚することはできる」という屈折した、しかし間違ってはいない困難な問題設定に対して、カントは挑む。 ただ現在は、この問題設定は幾らか困難を軽減させた形で読み替えることができるのではないか、という直観がある。 ただ何度も自分に言い聞かせるような繰り返しの文章がくどいと感じてしまう。 原+渡辺さんの訳は、非常に読みやすい。
Posted by
[ 内容 ] [ 目次 ] [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った...
[ 内容 ] [ 目次 ] [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
Posted by
上巻。原佑訳。誤りが少なく読みやすい訳。平凡社ライブラリー。存在と時間よりは読みやすかった。読むの時間がかかった。11.27-(30)-12.15.(19d)
Posted by
純粋理性批判邦訳の、おそらくは決定版となるべき平凡社の良い仕事。内容についてはことさら言うことも無いかと思います。
Posted by
- 1