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時に海を見よ の商品レビュー

4.2

20件のお客様レビュー

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2024/01/18

知人から紹介されてAmazonで購入! 大学に行くのは「海を見る自由を手に入れるため」 かっこいい。 絶版になったのは本当に惜しい。 個人的には次のお話が好き。 非常に貧しい家に生まれたために小学校にも行けなかったおばあさんがいました。この方がうんと年をとってから自分で読み...

知人から紹介されてAmazonで購入! 大学に行くのは「海を見る自由を手に入れるため」 かっこいい。 絶版になったのは本当に惜しい。 個人的には次のお話が好き。 非常に貧しい家に生まれたために小学校にも行けなかったおばあさんがいました。この方がうんと年をとってから自分で読み書きを習ったそうです。読み書きができない人というのは日本では珍しいことですが,世界中では珍しいことではありません。読み書きを習ったおばあさんがこ言ったそうです。 「私はこの年になるまで夕焼けがこんなに美しいとは知りませんでした」と。

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2016/09/22

人として大切なことって人それぞれあると思う。僕のそれはなんだろうな。 見えないものが大切。そう言ってた作家もいる。 その大切なものを探すことが生きるってことなのかもな。

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2013/10/19

2011年9月18日のブログより http://jqut.blog98.fc2.com/blog-entry-1376.html 今年の3月、多くの大学・高校・中学校・小学校で、卒業式が中止にされました。学校関係者としては苦渋の決断だったと思いますが、2011年卒業生は、卒業式...

2011年9月18日のブログより http://jqut.blog98.fc2.com/blog-entry-1376.html 今年の3月、多くの大学・高校・中学校・小学校で、卒業式が中止にされました。学校関係者としては苦渋の決断だったと思いますが、2011年卒業生は、卒業式がなかった世代として記憶に刻まれます。 多くの学校で卒業生に向けてのトップからのメッセージが発信されました。その中で最も有名になったのは、立教新座中学校高等学校の校長である渡辺憲司さんのものであることに誰も異論はないでしょう。あの頃、いくつもの悲惨でつらいニュースとともに、多くの勇気づけられる勘当的なニュースも流れました。そして、それらの大半はテレビや新聞という媒体を通じてではなく、インターネットという媒体を通じて、またたくまに広がりました。 「時に、孤独を直視せよ。海原の前に一人立て。自分の夢が何であるか。海に向かって問え。青春とは、孤独を直視することなのだ。直視の自由を得ることなのだ。大学に行くということの豊潤さを、自由の時に変えるのだ。自己が管理する時間を、ダイナミックに手中におさめよ。流れに任せて、時間の空費にうつつを抜かすな」 私もこのメッセージを3月28日のブログで引用していました。素直に感動できたとともに、まさに大学に入ろうとしている人たちへのメッセージとしては、本当に的を得ていると感じました。 本書は、出版社に勤務する昔の教え子からの投げかけによって出版が決まったそうです。渡辺先生は「海を見よ」と語られました。そして、渡辺先生は本書で自分自身が海を見た日のことを語ります。そうしなければ正当に教え子の背中を押すことはできないという思いからでしょう。読者と一緒に、自分を改めて見直そうとされたわけでしょう。そんな正直さが、読む人の胸を打ちます。

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2013/06/19

特に最後の『遅刻を叱れない教師として』は良かった。教師としての在り方がよくわかる一説である。とにかく一度読んで欲しい一冊である。

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2017/10/06

たとえ人生が2通りしかなく、それがあまりうまくいかない人生と、何もかもうまくいかない人生だったとしても。それでも理想は掲げるべきだ。 海を見に行くなら、スマホは置いて行こう。

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2012/03/28

冒頭のメッセージにあるように、確かに現実離れした浪漫的なまやかしかもしれない。 けれど、理想を持つことは必要だ。 その、理想をとことん書いたのがこの本だと思う。 大学に行くとは、海をみる自由を得ること その通りだと思う。 効率とか利益とか、伝統、支配。社会に出たらそれらに...

冒頭のメッセージにあるように、確かに現実離れした浪漫的なまやかしかもしれない。 けれど、理想を持つことは必要だ。 その、理想をとことん書いたのがこの本だと思う。 大学に行くとは、海をみる自由を得ること その通りだと思う。 効率とか利益とか、伝統、支配。社会に出たらそれらに追われて忙しいのだろう。 その前に、自分は何をしたいのか、何に感動して何に怒りを感じるのか。それについて考えることは、例え答えがないとしても大切なのだ。

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2012/03/16

「声に出して読みたい日本語」みたいな本ありましたね。 あれ思い出しました。 高校時代に先生に当てられて国語の教科書を音読して以来、久しぶりに本(これ)を音読しました。 教師という、教え諭すものの生み出すリズムというのは気持ちがいいです。 日本古来の男性像は草食男子、という指摘に...

「声に出して読みたい日本語」みたいな本ありましたね。 あれ思い出しました。 高校時代に先生に当てられて国語の教科書を音読して以来、久しぶりに本(これ)を音読しました。 教師という、教え諭すものの生み出すリズムというのは気持ちがいいです。 日本古来の男性像は草食男子、という指摘には興味深く笑いました。 最近のトレンドは原点回帰なのか。 私にも男の子がいますが、中学生くらいになったら読ませたいなと思いました。 ですが、それと同時に、決して卑下しているわけではないのですが、あまりにまっすぐなきれいごとの羅列(男子たるものこうあれ、という本なので当然なのですが)に、逆に読ませたくないなとも思ったのも事実です。 この辺の気持ちは、うまくいえないのですが、なんだか融通の利かない、生き辛そうな子になりそうで(笑)。 突然携帯も持たずに海にいくことを、男の子の親は許容しなければいけないのでしょうね(笑)。 高校の校長、ということですが、ほとんど大学教授だった筆者。 高校の校長、というのがどういう人なのか良くわかってないのですが、こうして本を1冊執筆できたということの背景として、腑に落ちました。

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2012/03/19

3.11から1年経って、1年前にネット上でそのメッセージが大評判となった、立教新座高校の渡辺校長先生が出された本を読んでみた。 あのメッセージの続き、または補足を主眼としてお書きになったのであろうと思われ、あのメッセージのように生徒に語りかけているような文章なので、一気に読めた。...

3.11から1年経って、1年前にネット上でそのメッセージが大評判となった、立教新座高校の渡辺校長先生が出された本を読んでみた。 あのメッセージの続き、または補足を主眼としてお書きになったのであろうと思われ、あのメッセージのように生徒に語りかけているような文章なので、一気に読めた。数年後には息子も中学生になるので、そのころには是非読ませたいと思うと同時に、大人になった今だからこそ、日常生活の中で忘れてしまっていた価値観や考え方について、たくさん気付かされた。いま一度、謙虚な気持ちをもって、自分自身の日々の生活、そしてこれからの未来を担う子供への接し方等、見つめ直していきたいと思った。

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2012/02/27

あの、反響の大きかった立教新座高校の卒業生へのメッセージを書かれた校長先生による著書。 高校を卒業し、これから大学にあるいは社会に出て行く若者達へ向けたメッセージですが、大人にもいいと思います。 子どもがその年齢になったときに読ませたい一冊。 卒業生へのメッセージ全文 http...

あの、反響の大きかった立教新座高校の卒業生へのメッセージを書かれた校長先生による著書。 高校を卒業し、これから大学にあるいは社会に出て行く若者達へ向けたメッセージですが、大人にもいいと思います。 子どもがその年齢になったときに読ませたい一冊。 卒業生へのメッセージ全文 http://niiza.rikkyo.ac.jp/news/2011/03/8549/ http://glorytogod.blog136.fc2.com/blog-date-20110317.html

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2012/02/25

環境がめまぐるしく変わって自分軸が見えなくなったときに、 プライオリティを思い出すために、海を見に行きたい。

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