漂流ネットカフェ(7) の商品レビュー
7巻まで読んでの感想 押見修造は惡の華とかも読んだのだが、 この本のあとがきやラジオで言ってたように 自分の経験を作品にすることで救われようとしてるのかな と思う そういう意味で、中二病的な風に見れるのかもしれないが、 前に読んだ違う人の漫画みたいに、 それらを単語やパターンと...
7巻まで読んでの感想 押見修造は惡の華とかも読んだのだが、 この本のあとがきやラジオで言ってたように 自分の経験を作品にすることで救われようとしてるのかな と思う そういう意味で、中二病的な風に見れるのかもしれないが、 前に読んだ違う人の漫画みたいに、 それらを単語やパターンとしてではなく、 自分自身とつなげて書いているから 作品となれるんじゃないかな 的な?
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ネットカフェ版「漂流教室」、にして、 ひとりセカイ系、にして、 夢想版「悪の華」。 「悪の華」では現実が介入してきたが、本作品ではひたすら夢想の中。 それだけ純度が高いともいえる。 登場人物の誰もが主人公の分身でもあるという構造も見事。
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面白いんだけどずっと性的な事しか描かれてなくて期待していた人間の心の闇的な部分がいまいちだったなという印象です。後伏線とか張ってたのに(何となく分かってたけど…)あーなるほどーと納得させられずつまらなくないし読んでた時間を無駄にしたとも思わないけどまあこんなもんかと感じるラストで...
面白いんだけどずっと性的な事しか描かれてなくて期待していた人間の心の闇的な部分がいまいちだったなという印象です。後伏線とか張ってたのに(何となく分かってたけど…)あーなるほどーと納得させられずつまらなくないし読んでた時間を無駄にしたとも思わないけどまあこんなもんかと感じるラストでした。
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過去に読んだので記憶うっすらですが。 あるきっかけで現実から逃げたいがために入り込んだネットカフェ。そこで、眠ってしまうと過去の夢を見る。 そして、目が覚めたらネットカフェは現実ではない世界で漂流し、また、学生時代だった頃、想いを寄せていた女性に再会する。といったような。。。文で書くとわけからんですね笑 とりあえず、話の流れと落ちはよくある話だとは思います。 ま、こういう状況になったら、フラグを立てながら色々やらかしたり、騒いだり、暴力だったり色々と。 一種のパニック物ですね。個人的にこういう話が好きなのもありますが、面白かったと思います。 まぁ、人間の本性というか性格というかそういうのが出やすいのは極限状態であって、色々な人がいますがそれをマンガで作り出すということは、一部作者の想像も入っているわけで、ちょっと描き手の印象もよんでみたり。 落ちはハッピーというものが多いので、やっぱりバッドエンドものもいいですよね、しっくりとこなくなってしまうのが万人受けじゃないので、編集は却下するかもですが笑 短い巻数なので、暇つぶしにどうぞといった感じです。
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「殺」でないと結局は何も得られないかもしれない。最後まで読んでよく考えさせられた。生まれてくる命は重い。なのに男はそれを忘れることがある。女は分からない。 この物語の陥穽は子どもが生まれてこない場合の展開が見えないことだ。新たな命の誕生無くして、僕らは自分の人生の碇を深く降ろす...
「殺」でないと結局は何も得られないかもしれない。最後まで読んでよく考えさせられた。生まれてくる命は重い。なのに男はそれを忘れることがある。女は分からない。 この物語の陥穽は子どもが生まれてこない場合の展開が見えないことだ。新たな命の誕生無くして、僕らは自分の人生の碇を深く降ろすことができるのだろうか。 それにしても、すさまじい。僕らの底流に流れているものはすさまじいのだな。 同じ作者の「ユウタイノヴァ」の結末も、この作品も描かれているものも表現ほどは不条理ではなくて、それは健康的と言って良いものだった。まぁ恐るべし押見修造。
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話が寝取られっぽい面とかあって僕は苦手。 漂流ものにありがちな性と暴力に終始しているけど、最終的にセカイ系となる。作者が都合のいい夢想への逃避から決別するための漫画らしいので、これでいいんじゃない。
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解決編。インナーワールドだった、救われた結末といえばそうだが、後味はよくない。とりあえず、現代に戻れてよかった。
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最終巻。大風呂敷をひろげて自分でそれをたためなくなった感はあるが、この人のそういう失敗をしがちなところも含めて、どうにも大好きで仕方がないのである。 もちろんこの作品が失敗作という意味ではないし、数多ある漫画のなかでも、僕にとっては特別な輝きをもつ漫画だ。 巻末のあいさつに、...
最終巻。大風呂敷をひろげて自分でそれをたためなくなった感はあるが、この人のそういう失敗をしがちなところも含めて、どうにも大好きで仕方がないのである。 もちろんこの作品が失敗作という意味ではないし、数多ある漫画のなかでも、僕にとっては特別な輝きをもつ漫画だ。 巻末のあいさつに、この物語が自分の初恋のトラウマを元にしたものであることと、この作品でやっとそこから抜け出せたこと、そして自分を大人にしてくれたのは2才になる自分の娘であると書いてあった。 今やってる『惡の華』も超展開になっていて心臓ドキドキだが、今作でトラウマを抜け出したその先を、きっとそこで見せてくれるはず! めっちゃ期待してるし、応援してます。みんなも買おう。
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中盤までの極限におけるパニック状態は面白い。ただ後半の精神論的な部分はなんとなく納得は出来ない。どういう仕組だろうって考えながら読んでって最後あれは少しがっかり。
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蛭田大勝利!!!!蛭田大勝利!!!!!蛭田大勝利!!!!!!! 結局だれにでもある悩みなんだで決着つきましたが、わりとこれはこれでまとまっていて良かったかなぁと思いました。押見先生はちょっと自分を切り売りしすぎで時々パッと居なくなりそうな感じがして怖いです。 なにはともあれ...
蛭田大勝利!!!!蛭田大勝利!!!!!蛭田大勝利!!!!!!! 結局だれにでもある悩みなんだで決着つきましたが、わりとこれはこれでまとまっていて良かったかなぁと思いました。押見先生はちょっと自分を切り売りしすぎで時々パッと居なくなりそうな感じがして怖いです。 なにはともあれやっぱり蛭田大勝利!!!!!!
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