星空マウス の商品レビュー
経験して無い人にとっては多分ただの暗い本。経験者にとっては…なんなんだろうね。 最後まで…読んでよかったのかな。
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偽悪を学ぶってのは、なるほどと思った。私もほどほどに偽悪、見につけようかな・・。 軽い気持ちで読んだけど得たものがありました。
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なんだか読んでいていらいらする。いじめを題材にした作品は苦手だ。結局誰が書いたってきれいごとで固められているように思えてしまう。いじめは悪いことだなんて幼稚園児でもわかってるんだよ。でも大人の社会でもなくならないんだよ。現実との間に歴然とある壁を越える方法は誰にも提示できないのだ...
なんだか読んでいていらいらする。いじめを題材にした作品は苦手だ。結局誰が書いたってきれいごとで固められているように思えてしまう。いじめは悪いことだなんて幼稚園児でもわかってるんだよ。でも大人の社会でもなくならないんだよ。現実との間に歴然とある壁を越える方法は誰にも提示できないのだ、たとえパラドックスを語ってみたところで。甘ったれた若者の言に過ぎない。あたしは幼い頃今よりさらに外人じみた容貌をしていて、それでひどいことをされたことも言われたこともあるけれど、その体験をいじめだとは感じなかった。それは両親と、あたし自身の鈍さと賢さのおかげ。でも、だから、弱者への共感能力とかいう現在必要とされている(あたしにしてみれば反吐がでる)ものを持つことができない。どうせ、苛立ちばかりが募るのだ。
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痛い。痛すぎる。 読むと心が悲鳴を上げる。 いじめの真実。 いじめられてる子に、 逃げろなんて簡単には言えない。 言っちゃいけない。 大事なのは、強く見せること。
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作者自身が、かつて「いじめ」の経験があり、その体験を下に書かれた本です。 いわゆる「綺麗ごと」ではなく「生き残るため」の方法が書かれています。 賛否両論はあると思いますが、私自身は共感する部分も多かったと思います。 特に「いじめられる側にも原因が」と言う流行の決まり文句に対して疑...
作者自身が、かつて「いじめ」の経験があり、その体験を下に書かれた本です。 いわゆる「綺麗ごと」ではなく「生き残るため」の方法が書かれています。 賛否両論はあると思いますが、私自身は共感する部分も多かったと思います。 特に「いじめられる側にも原因が」と言う流行の決まり文句に対して疑問を呈している、いやむしろ積極的に批判を加えているところが個人的には共感でき、好きです。
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これは小説ではない、ということが後書きで分かった。私は傍観者だから、共感することも感動することもなかったけれど、本当に“被害者”ならば、きっと得られるものがあるはず。
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いじめれたことは、ありますか。 僕は、中学の時にいじめまがいのことはされたことがあります。 良い友達がいたことと、負けず嫌いの性分で不登校はしませんでしたが、中学を卒業してから道端で偶然出会った当時のクラスメートに「よく学校来るよな、と思ってた」と言われた事はありました。 この...
いじめれたことは、ありますか。 僕は、中学の時にいじめまがいのことはされたことがあります。 良い友達がいたことと、負けず嫌いの性分で不登校はしませんでしたが、中学を卒業してから道端で偶然出会った当時のクラスメートに「よく学校来るよな、と思ってた」と言われた事はありました。 この『星空マウス』の主人公である、高校生の「ぼく」もいじめられっこです。 彼は不良グループと、陰湿ないじめをする暴力ストーカーみたいな奴に昼夜問わずいじめられていました。 そんな折に、新学期を迎えて編入してきたIくん。 彼はいじめの事実に気がつき、「ぼく」を親友として守ってくれるようになります。 この世は真面目な、「人類は皆兄弟、話し合えば分かり合える」なんて思っている人には真に生き辛い世界でしょう。 悲しいけど、現実です。 そんな信念を捨てられない「ぼく」にIくんが教えた「生き延びるための手段」 学校も大人も教えてくれない、本当に必要なこと。 昔のIくんのような「ぼく」のための。 「友情」という言葉がこれほど似合う物語に、久しぶりに出会った気がします。 防波堤の上で彼らが語り合う、そんなシーンは、特に。 だから、結末はとても悲しい。 1章のラストの一行、 「そう、僕はいつも彼の背中ばかり見ていた。」 この文が、全てのように思えました。 Iくんが時には異様に思えるほど「ぼく」のために心を砕く理由も、わかりました。 そして、もっと悲しくなりました。 でも、何故か暖かさ、美しさが作品には広がっています。 話はとてもすっきりと描かれていて、「ぼく」と「Iくん」のエピソードには微笑ましいものも、心に染み渡るものも、いろいろと感じ取れるものがあります。 約130ページという短さなのですぐに読み終えることができるので、本に慣れていない人にもお薦めします。 この文を読んで下さっているあなたはきっと、僕を直接知らないでしょう。 恐らく僕も、あなたを知りません。 でも、だからこそ、精一杯大きな声で伝えたいです。 防波堤の上には彼らの、そしてあなたたちへの友情があります。 だから、絶対にそれより先に進まないでください。 夕日の海に魅せられて、進まないでください。 これは、いじめられた経験を持つ作者と、僕からの心からの願いです。 世界は、モノクロームではありません。 未来は、悲しいことばかりではありません。 絶対に。
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今現在いじめにあている’現場の被害者’のためだけに書かれた、脱出マニュアル的なお話。まっしろなこころを汚したのは大人でもあります。
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私の人生に対する価値観が変わった一冊です。 先生や大人が教えてくれない、むしろ「そんなこと教わってはいけない」とされていた本当の"生きるための方法"を教えてくれました。 それは中園直樹さんだからこそ文章により伝えられた思いであって、きっと彼でなければ意味がない...
私の人生に対する価値観が変わった一冊です。 先生や大人が教えてくれない、むしろ「そんなこと教わってはいけない」とされていた本当の"生きるための方法"を教えてくれました。 それは中園直樹さんだからこそ文章により伝えられた思いであって、きっと彼でなければ意味がないのだと思います。 子供ももちろん大人に読んで欲しいです。読むべきであると思います。
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いじめ体験者の物語風ノンフィクション 体験したことがない人はただの暗い話だと思う けど苦しんでいる人は読んでみる価値は有る
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