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空色バトン の商品レビュー

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22件のお客様レビュー

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2011/07/24

笹生さんの作品を読むのはこれで4作目。 ヤングアダルトの書き手、ということでちょいちょい読んでみてるのですが、どうやらワタシ余り好みでないようだ。 面白いのは面白いンですけど、好みではない。それもまた一興か。 今後も気が向いたら読む感じかな。

Posted byブクログ

2011/07/16

デビュー以来、児童文学の世界で活躍してきた笹生さんが、一般文芸誌「別冊 文藝春秋」へ連載したシリーズ作品6編を収録。結果として、瑞々しいヤング・アダルト向け青春ノベルとなっている。第一話「サドルブラウンの犬」は、やんちゃな高校三年生の息子・セイヤの一人語り。40歳になったばかりの...

デビュー以来、児童文学の世界で活躍してきた笹生さんが、一般文芸誌「別冊 文藝春秋」へ連載したシリーズ作品6編を収録。結果として、瑞々しいヤング・アダルト向け青春ノベルとなっている。第一話「サドルブラウンの犬」は、やんちゃな高校三年生の息子・セイヤの一人語り。40歳になったばかりの「おかん」が心臓発作で亡くなって、呆然とするところから話が始まる。その葬儀にやって来た弔問客の中に、「おかん」の中学時代の親友3人組が登場するのだが、どうにも共通点が見つけられない不思議な三人連れだった。亡くなった「おかん」の遺品を整理するうちに、昔のマンガ同人誌が現れて、「おかん」とあの三人組の関係がセイヤにもうっすらと分かってくる、、、工夫された設定で、25年も前の不思議な中学生たちの日々が甦ってくるストーリーだった。

Posted byブクログ