死者の書 の商品レビュー
なぜか終始川のイメージが浮かぶお話でした。 地面の奥底を流れる、冷たい水の流れ。ゆたう様な大らかな独特のリズム。 神様がまだ近くにいた時代のお話。 そして何と言っても擬態語と擬音語が素晴らしい!「した した した」「つた つた つた」「はた はた ゆら ゆら」・・・溢れ出る...
なぜか終始川のイメージが浮かぶお話でした。 地面の奥底を流れる、冷たい水の流れ。ゆたう様な大らかな独特のリズム。 神様がまだ近くにいた時代のお話。 そして何と言っても擬態語と擬音語が素晴らしい!「した した した」「つた つた つた」「はた はた ゆら ゆら」・・・溢れ出るような豊穣なものを感じて、日本語って素敵だなと改めて思う。 あと、鶯のエピソードが印象的でした。
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