実行したくてたまらない目標をつくる の商品レビュー

博報堂HOW【著】

2014/08/30

もしドラ風に話が進む。新任教師が文化祭での失敗をもとに、地元商店街活性化に関わる中で、未来像を描き、目標を立て、実行するには、どう進めていけばよいのか・・物語仕立てなので、わかりやすい。

2013/11/06

中学校の新任教師さくらが母校の先生と成り赴任した。
しかし母校は、先生が在学中最大の行事だった文化祭が、教育時間の確保と言う大義名分のもと、すっかり骨抜きとなり盛り上がらないイベントとなっていた。
その現状を憂うのは、さくらだけではなく当時の顧問で、桜の赴任前年に復帰した先生だった。

フレームワークは大切だが、ただ埋めただけでは「総論賛成、各論反対」となるケースが多いことは経験上分かっているが、
何が足りないのか？→目標を共有する事
どうすればいいのか？→達成する事に対して議論する
について、物語を通して学ぶことができる。

大事なのは、それぞれ自分が何をやればよいのかが具体的にわかるような総論にすること。
その為に重要な事、意識することは何かと言う事が、旭山動物園、寄付活動などを例にして書かれている。

2012/06/08

『経験』『信念』『象徴的な活動』『目標』『未来像』のマップを描いたフレームワークについての話。
なんだか、実行してくてたまらない・・・というのとはまた違うような気がした。
なんていうか、ソーシャルマーケティングみたいな感じ。
「コスプレカフェ」だって、生徒の側にとっては実行してくてたまらないって思っているような気もするし・・・。

2012/01/15

ちょっと小説部分のウェイトが多いかなと思った。
ただ、内容としては、ただ単にSWOTを考えるのではなく、
目標を共有する事、そして、達成する事に対して議論すべきということを学べた気がする。

小説の間に解説が入っていたらもっと読みやすかったかもと思う反面、
企画するにしろ、起業するにしろ、社会人になってから悩む事は多いと思うので、どんな仕事にも順序や目標が必要という事は学べるかもしれない。

全て、答えがついている訳ではなく、個人個人に気づきを与える感じ。

2011/08/16

PDC、PDCってよく聞くけど、そもそもPlan（目標）ってどうやって立てるのが効果的なんだろーって思い悩んでいたときに購入した本。
なんか全然頭に残っていないんだけど・・・

要は、目的を理解し、かつ自分が納得した内容になっているかが重要ってことなのかな。

タイトルに「実行したくてたまらない・・・」ってつくくらいだから、自ら、主体的に行動することでクリアできる目標を立てることが大切なんだってことを言いたいんだと思う。

小説ちっくな構成になっていて、過去の失敗例から、何のためにこれをやらなければならないのかという目的を考え、どうなっているのが理想的な状態なのかを納得性をもって決めていく道筋はすごく読みやすい感じでした。

本には関係ないけど、やっぱり自分がやりたくて決めたこととかは目標も決めやすいし、達成意欲も高いよね。。。

2011/07/27

経験→信念→未来像→目標→象徴的な活動

この順序が面白かった。「象徴的な活動」は参考になった。