NO.6完全ガイド の商品レビュー

あさのあつこ【著】

2017/12/11

本編は１巻を読んだだけですが、町の全体や政治的なものが少し分かりました。

あさのあつこさんのこの物語に対する思いが、続きを読む意欲になりました。

2016/08/08

都市の思惑や、女王蜂、森の民など
本作ラストで怒涛の事実展開だった部分が分かりやすく明らかになっていたので
ようやく消化できた。

『NO.6 beyond』でのシオンとか、続きが気になるが、続編は出ないのだろうか。。

色々パターンが考えられるので、それはそれで想像する楽しみはあるけれど。。

2013/06/10

No.6の完全ガイド。…まんまです。

最後に載っているあさのあつこさんのインタビューがおもしろかった(o^^o)

「知ろうとしない市民たち。
閉塞感を感じながら、その原因を知ろうとしない。そのくせ、自分のことを被害者であるかのように考えてしまう。でも、実際は当事者。支配者に支配力を与えるのは、市民たちの無知と無関心。」

2012/07/11

20111116
人物プロファイリングを始め、各巻に沿ったあらすじやセリフ集、NO.6に関する裏設定（？）などなど内容は豊富。ネズミやイヌカシが駆け引きをする際に使った手法を心理学的に分析する「詐欺師の心理学」や、「小ネズミ達の任務記録」も面白かった。小ネズミの中で、一番働きの割に報酬をもらってないのはツキヨだな（笑）

個人的に、優しくて料理上手で芯が強い火藍を自分の母と重ねていたのだけど、プロファイリングによると誕生日と血液型が一致、身長体重も近いということがわかって何だか嬉しかった（笑）それにしてもネズミの設定がハイスペック過ぎる。
9巻にわたる長い物語なので、何巻でどこまで話が進んだかわかるあらすじは重宝するかも。

2011/10/08

何も知らない少年と、すべてを知っている少年。光と陰とでもいうのでしょうか。そういう対照的な存在として、紫苑とネズミが生まれたんです。正反対な二人ですが、ただ反目し合うのではなく、惹かれ合う。そういう関係が浮かんでからは、ネズミを書きたい、紫苑を書きたい、とそれだけになりました。

好きなもの：ネズミ

2011/10/05

名言がいろいろのってるのがいい
でも，名言集として出した方が良かった気もする。
あの世界観に読者は各自，入り込んでるから，今更語られても蛇足かも

2011/08/31

西ブロックの設定資料など嬉しかったですが、全体的にアニメよりの資料という感じで少し残念でした、ここは原作の、もっと自由な発想で読める部分が残っていて欲しかったです。紫苑の読書歴は私得でした＾//＾

2011/07/21

この完全ガイドにはあらすじと称して物語が結末まで要領よくまとめてあるので、本編を読む時間がない！という方にはおすすめできる本ですが、著者インタビューと「NO.6の謎を読み解く」以外のコンテンツはたいしたものではありませんでした。
著者インタビューの中で最終巻を書き上げていた時に3月11日の東日本大震災を迎えたと知り、少なからずその影響が最終巻にでていたのかもしれないなと思うとまた別の視点で最終巻を読むことができそうだと思いました。
また、「誰がNO.6を支えていたのか」という答えにはあぁそうか…という気分になり、その視点で改めてNO.6という都市を見つめ、今の日本を見ると腑に落ちたような、そんな気分になりました。

2011/09/26

漫画とかの完全ガイドってしょぼいから、あまり期待していなかったけど、良い意味で予想を裏切られた。
書き下ろし番外編とかがあったら★五つだった。イヌカシの子育て短編が読みたい。