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時間の習俗 の商品レビュー

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2015/02/07

カメラを題材にした推理小説が読みたかったのと、ちゃんとした推理小説が読みたかったので、以前から登録してあったこの本を読んだ。 松本清張は流石だなーと。 緻密な組み立てで、読者を右往左往させる。 ただ、あまりにも話を膨らませすぎて作者も結末まで持って行くのに手を焼いたりしないのだろ...

カメラを題材にした推理小説が読みたかったのと、ちゃんとした推理小説が読みたかったので、以前から登録してあったこの本を読んだ。 松本清張は流石だなーと。 緻密な組み立てで、読者を右往左往させる。 ただ、あまりにも話を膨らませすぎて作者も結末まで持って行くのに手を焼いたりしないのだろうか。 なんかストーリーを考えるのに飽きちゃったんじゃないかと思ったりする。 ジグソーパズルの最後の一片まできっちりと収まるような結末とはなっていない。 これは、やはり松本清張の「十万分の一の偶然」を読んだときにも感じたこと。 しり切れとんぼというか。 でも松本清張の推理小説は大好き。

Posted byブクログ