教育学入門(上) の商品レビュー
さすがに偉い先生で、読みではあるのだが、かなり独自の立場が出されていて入門書としては使えないと思う。1976年刊なので、古いところも当然あろうが、こういう方向でやっている先生は日本ではほぼいない感じだろうか。教育をほかの領域から区別することにかなり腐心しているのだが、問題意識がい...
さすがに偉い先生で、読みではあるのだが、かなり独自の立場が出されていて入門書としては使えないと思う。1976年刊なので、古いところも当然あろうが、こういう方向でやっている先生は日本ではほぼいない感じだろうか。教育をほかの領域から区別することにかなり腐心しているのだが、問題意識がいまいちわからない。
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ことば 「教育とはなにか」「どう教育するか」 現象 教育問題に対する科学 過程的進歩 ソクラテス 「善さ」と「価値」のちがい
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教育学の本なんかたぶん簡単だろうと思って読んだのが間違いだったか、意外と難しく理解できないところが多かった。大学の講義で習った教育方法のE?M型の三種類、子供を結果像に錬成・子供の自発に任せる・錬成と自発の相互影響で教育を行うというのは改めて再任できたという感じがしたが、その他...
教育学の本なんかたぶん簡単だろうと思って読んだのが間違いだったか、意外と難しく理解できないところが多かった。大学の講義で習った教育方法のE?M型の三種類、子供を結果像に錬成・子供の自発に任せる・錬成と自発の相互影響で教育を行うというのは改めて再任できたという感じがしたが、その他の部分はもう一度くらい読まなければ分からないと言う感じがした。大学の講義で考えた「教育とは」ということの答えは結局の所この本では「善くしようとすること」というように述べられているが、この本の中でそのことがどのように投影されているかは見えない、読みが足りない。時間があれば読み返したいがその時間は当分なさそうに思うのが悔しい。
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内容は表題の通り教育学への入門書である。 教育学の基本的な問い、成り立ち、方法論、思想といったものが堅苦しくない文体で書かれている。 悲しきかな絶版であるが、教育学を学ぼうと思う者は一度は手にとってもらいたい本である。
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