女子の古本屋 の商品レビュー

岡崎武志【著】

2012/12/15

サブカル女子の成れの果て。
本読みの女子が、本屋さんをやりたいと思うのは、
子供が一度は、お菓子やさんや花屋さんになりたい。と思うようなものだと思う。

2012/05/20

男性が主軸だった古本業界に
女性が参入していき、
古本屋に辿り着く経緯や
その人の人柄や
売りにしている古書の分野などを紹介しています。

儲けは考えず、
ただただ好きなものをやっているという感じでした。
アルバイトで稼いで繋いでる方もいたり。

業界の話というよりは、
店主さん自身のインタビューがメインです。
なので読んでいて、とっても楽しい。

ただながめて帰っていくお客さんがいて、
そのなかに、
伝統や芸術や工芸の美に関心を持ってくれれば。
そういう気持ちをこめて営んでいる方もいて。

亡きご主人との約束で始めた方もいたり。

ブックカフェはいーなあ。
火星の庭には行きたくなるし、
海月書林と古本海ねこは
思わずネットで見てしまいました。

大きな空の下、
地面ばかりを見続けてきた女のひと。
素敵でした。
行動力と思い切りと、縁。
憧れます。

2012/04/20

東京駅地下の本屋さんや いつの間にか自分が利用していた古本屋さんが載っていた。ワクワクする本棚作りは 女性の方が上手いようにも思いました。
古本屋巡り してみたいです。

2012/01/08

古本屋さんは自分の好きなものに囲まれて仕事ができる…という女の子チックなあこがれが簡単に実現できるというわけではないんだろうなあ。どの人も「古本屋以外ない」みたいな人ばかりなのが不思議。

2011/10/16

13人の女性たちが、古本屋さんへなるまでの人生と共に、
行きたくなるような、本屋さんを紹介している本です。
実際、本屋さんには憧れてしまいますが、商売はキツイですね・・

2011/10/15

休日書店をときどき、開く私としては、読まずにいられなかった。
でも、商売としてはちょっと難しいんだな・・・。

最後までしっかり読んで、勉強しよう。

2011/09/05

女性が店主を務める個性的な古書店を紹介した本です。
どうして古書店を始めるようになったのか？
13人の女性の半生をたどりながら現在までをつづる興味深い1冊です。
実際に訪れてみたくなるお店ばかりです。
（熊本大学スタッフ）

2011/08/31

女性経営者の古本屋さんが紹介されています。ご本人の人生も含めて紹介されているので小説を読んでいるようでした。ポポタムさんは大好きな古本屋さん、また行きたくなりました。

2011/08/18

ずっと、こういう生き方に憧れていた気がする。自己表現としてお店を持つこと。共感してくれる人達に出会えるかは、保証されないけど、その場しのぎのコピーをいくら書いたって、気持ち良くなれないんだよな。コピーを書いたり鑑賞したりするのが、最近はつらい。逃げてるだけかもしれないけど、私は、本やコーヒーや雑貨や宝石に囲まれてたい。

古本屋開業のストーリーを通じて、生き方を考え直させられる一冊でした、私には。

2012/03/08

読んだ期間＊2011年8月5日〜8月11日

“いまだに、お客さんから、本のことあれこれ聞かれたらどうしよう、ってびくびくしながら店番しているんですよ”