アメリカ公立図書館成立思想史 の商品レビュー
2013 11/11パワー・ブラウジング。司書課程資料室の本。 図書・図書館史授業用。アメリカ公立図書館成立関連。 以下、授業用メモ。 === ・p.204・・・公立図書館成立当時のボストンの移民状況の統計が出ている ・アイルランド移民の急増・・・じゃがいも飢饉 ←...
2013 11/11パワー・ブラウジング。司書課程資料室の本。 図書・図書館史授業用。アメリカ公立図書館成立関連。 以下、授業用メモ。 === ・p.204・・・公立図書館成立当時のボストンの移民状況の統計が出ている ・アイルランド移民の急増・・・じゃがいも飢饉 ←残り時間によってはここで脱線する・・・じゃがいもってすげえ話+頼り過ぎたアイルランドまじパなくなった話 ・ボストンの人口構成比が変わるレベル・・・その帰結として、貧民が増え、治安や衛生状態が残念なことになっていく ・まずはこの実際的問題に対処しないと!! ・p.207 「ティクナは1852年の『ボストン公立図書館理事会報告』で、「社会秩序や社会の枠組みの根底」を、民衆が理解するよう期待した。これは具体的には、奴隷制度には「待つ」姿勢を植えつけ、急進的改革者に扇動されず、移民はアメリカの体制や慣習を理解し、民衆すべてが財産や法律、それに国の統一の重要性を認識することを意味していた」(p.207) 「ボストン公立図書館の設立者が図書館に期待したものは、抽象的な理念ではなく、より現実的な成果であった。公立図書館設立の思想は、本項で述べた現実主義的公立図書館論を柱に、前項で示した理想主義的公立図書館論で覆ったものと結論して良い」
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