図書館サービスの測定と評価 の商品レビュー
1985年の本。そこで扱われているデータはそれより前だから、私が生まれた頃の図書館の話ということになる。 古い、古いが今に通じる話がない訳じゃない。 何をもって図書館の良し悪しを計るか。 色んな人にアンケートとってみたり、様々な統計出してみたり。 私たちが日常的に行っていること。...
1985年の本。そこで扱われているデータはそれより前だから、私が生まれた頃の図書館の話ということになる。 古い、古いが今に通じる話がない訳じゃない。 何をもって図書館の良し悪しを計るか。 色んな人にアンケートとってみたり、様々な統計出してみたり。 私たちが日常的に行っていること。 でもその意味を考えてやらないと、やってるだけになってしまう。 アンケートなんて本当にそう。 とりあえずとっとけと言われたらとりました。 中身に関しては特に検討を行いません。 みたいなアンケートじゃ何の意味もない。 何で図書館の善し悪しを計るかを決めるためには、まず、この図書館が何を目指しているかが分かってなきゃ始まらない。 毎日漠然と図書館を運営しているのでは、良いも悪いも無くなっちゃう。 その先に未来はない。
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図書館で「読み聞かせ」といって、子供向けに、本の朗読をしていることを知りませんでした。 本屋さんや小学校、幼稚園、保育園、学童保育などで実施しているところもあるそうです。 移動図書館と「読み聞かせ」は、受身のサービスだと思われがちな図書館でも、能動的なサービスの例です。 本書は、図書館サービスの種類と、評価方法を知るのに最初に読むとよい本かもしれません。 ps. 「サーチャー試験 傾向と対策 データベース検索技術者認定試験1級・2級 木内良一監修、小川清、安藤敏明編・著」で参考文献に記載している。
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