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図書館で調べる の商品レビュー

3.8

18件のお客様レビュー

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2023/09/13

この本は「調べる=検索」だけではないことを教えてくれる。本の分類、書架などの仕組みやその使い方を丁寧で飽きないよう説明されていて、図書館に行きたくなった。 「第2章2本を知る」に図書のプロが1冊の本を知る時、この本がどう使えるか?考えている事が具体に書かれて面白い。

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2023/05/31

図書館の仕組みから「調べること」自体を説く。 図書館を歩き回るのは楽しい。本の背を見て回るだけでも情報収集になる。図書館の配架法を知ると、気になる本の並びにも目が行く。慣れてくることで調べる足掛かりが増える。 調べ方を知ると図書館がより楽しくなる。

Posted byブクログ

2021/12/02

図書館のレファレンスサービスって、実際どんな使い方をしたらいいのかよくわからなかったので読んでみました。 ネットでググるだけじゃなく、こんな風に調べる方法があるんだなぁ。 司書さんの調べもののコツが色々のっていてわかりやすかった。

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2020/07/23

図書館の運営にかかわるようになって、はや数年。 日々書架の間を歩くようにしているが、未だNDCは二桁くらいまでしか頭に入っていない。 でも、そのNDCゆえに、調べるコツが必要だということがわかった。 と同時に、リファレンス事例集がなぜあんなにでているのかも、このことから理解できた...

図書館の運営にかかわるようになって、はや数年。 日々書架の間を歩くようにしているが、未だNDCは二桁くらいまでしか頭に入っていない。 でも、そのNDCゆえに、調べるコツが必要だということがわかった。 と同時に、リファレンス事例集がなぜあんなにでているのかも、このことから理解できた。 例えば、コンピュータ関連を調べようと思ったら、0番台の情報学、500番台の工学、600番台の通信と分かれてしまう。 日々新しい事項が生まれてくるのを、既存の分類に当てはめていくが故の難しさだ。 新しい分類にしたところで、同じ問題が起きるだろうし。 最近、図書館で資料を探すとき、データベース検索ばかりで満足してしまっていた。 ちょっと反省した。

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2019/08/02

「しらべる方法」というか、極意を人に説明するのは難しいが、この本は、かなりわかりやすく書いている(中高生向けだからというのもあるが)。 初心者向けレファレンス研修の参考にぴったり。

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2018/01/19

図書館に興味を持ち、行きたくなるという効果はありそうだし、おそらく作者の意図するところもそこだと思うから、上手く達成されていると思う。本の探し方の参考になるという点もさることながら、知的好奇心を広げるための絶好の場だということもビシビシ伝わってくる。色んな出会いがあるから、堪らな...

図書館に興味を持ち、行きたくなるという効果はありそうだし、おそらく作者の意図するところもそこだと思うから、上手く達成されていると思う。本の探し方の参考になるという点もさることながら、知的好奇心を広げるための絶好の場だということもビシビシ伝わってくる。色んな出会いがあるから、堪らなく好きなんですよね、図書館とか本屋さん。

Posted byブクログ

2017/07/20

201707読了。図書館に勤め始める前にちゃんと読んでおけば良かったなぁと思った本。図書館での調べものに対して、とても丁寧に説明してくれています。

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2017/04/23

<内容紹介より> ネットで検索→解決の、ありきたりな調べものから脱出するには。図書館の達人が、書架と分類のしくみ、使えるレファレンスツール、検索することばのセンスを磨く方法など、基本から奥の手まで、あなたにしかできない「情報のひねり出し方」を伝授します。 ーーー 「図書館での調...

<内容紹介より> ネットで検索→解決の、ありきたりな調べものから脱出するには。図書館の達人が、書架と分類のしくみ、使えるレファレンスツール、検索することばのセンスを磨く方法など、基本から奥の手まで、あなたにしかできない「情報のひねり出し方」を伝授します。 ーーー 「図書館での調べ方」のガイダンス準備のため読了。 中学生に向けられたちくまプリマー新書なので、短い時間で読めるし、とてもよくまとめられていて読みやすい。 参考になるレファレンスのやり方(図書館員側からも、利用者の立場からも)も書かれており、実りのある本でした。 p.16 分類は図書館の本の並び方を示すルールなので、もし分類を知らなかったら、何がどう並んでいるのかわからないまま本を探していることになります。…多くの物を内容ごとに分けて置くというのは図書館だけの特殊事情ではなく、家電量販店だったら、テレビ、洗濯機、エアコンと売り場が分かれていきます。 … ※分類番号を913.6「きゅう いち さん てん ろく」と読むことも言及されている。「きゅうひゃくじゅうさんてんろく」とは読まない。 p.40(イメージしながら探す) 情報はイメージしながら探すものです。図書館に足を踏み入れて、江戸時代のことを調べるのだったら歴史「2」の書架に、歌舞伎のことを調べるのだったら芸術「7」の書架に向かうでしょう。当たり前のようですが、それは、江戸時代の書架にありそう、芸術の書架にありそう、というイメージが働いての行動です。 p.76~(要約) 蔵書検索を行う際、収録されている本のデータに検索ワードが含まれていなければ検索にはヒットしない。 =個別具体的なキーワードだと、検索で結果が出ないことがある。 →どういったテーマの本に載っていそうか、ということをイメージしながら書架を回ることも大切。 p.122(誰が必要とする情報か) 図書館では、「その情報はあの分野に関することだから、内容的にこのあたりの書架かな」と探していくのが一般的です。ただ、もう少しひねった考え方をすることもできます。それは誰が必要とする情報かという見方です。 本はある読者層を意識して作られていることが多いようです。逆手にとって、自分の調べている情報は、どんな読者が必要としている情報なのかを考えてみましょう。 腹式呼吸について調べていたとします。からだの本を見ても記述はあると思いますが、よりわかりやすく実践的に出ているのは何の本でしょうか。どんな時に腹式呼吸が必要とされるのかと考えられれば可能性がいくつも浮かんできます。ヨガや座禅、リラックスや精神安定法、歌やボイストレーニング、太極拳など、それらの本には、たいてい腹式呼吸が説明されていると思います。

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2015/01/11

 自分にとって今まで図書館は,お金をかけずに本をよめたり,気軽に本の内容を確かめられる場所という認識でしかなかった。ネットで取り寄せ予約できるようになってからは特にそう感じる。  でも,この本を読んで図書館に対する見方が変わった。  図書館はネットや書店にはない魅力をもっている。...

 自分にとって今まで図書館は,お金をかけずに本をよめたり,気軽に本の内容を確かめられる場所という認識でしかなかった。ネットで取り寄せ予約できるようになってからは特にそう感じる。  でも,この本を読んで図書館に対する見方が変わった。  図書館はネットや書店にはない魅力をもっている。分類番号という素晴らしいシステムがある。狭いからこそ全体を見渡すことができて色々な本に巡りあえ,ネット検索よりも情報をうまく引き出すことができる。自宅の本棚のように使え,眺めて取り出してめくるという手応え感じながら知識を得られる。

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2014/07/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

図書館での調べものの経験値が少ない。 もっといろいろと調べられるようになりたいと思っているので、図書館でタイトルにひかれて借りた。 神奈川県立川崎図書館のレファレンスサービス担当の著者による、調べもの案内。 目の6が鉄道に関係することがあること、51~52への流れがあることなど、なるほど、という感じ。 「袖ふれあうも他生の縁」、気になった本は、もっと手に取ろうと思った。 一つのテーマについて調べるときでも分類がちらばっているということはわかるのだけれど、情報が探せないときには理由があるということが、参考になる。 現金輸送車の写真が載っている「本」を、分館で探せなかったことがあるのだ。 児童書の自動車の図鑑を数冊みても載っていない、警備関係の本がない、三億円事件関連の本にも載っていない。 ……判別されると困るから見つからなかったのかどうかが気になるので、もっと大きな図書館で探してみよう。 あとは、『理科年表』や「そだててあそぼう」シリーズをきちんと見たことがなかったので、確認する。 『値段史年表 明治・大正・昭和』や「モノづくり」シリーズは存在すら知らなかったので、確認するのが楽しみだ。 調べものは、連想ゲームと宝探しのようだなぁ。

Posted byブクログ