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複数の論者による理論的課題の論文集でやや難解だが読み応えはある。全体的には「思想の自由市場論」を中心に語られている印象だが、その解釈は論者によって微妙に異なるように思える。 昨今はヘイトスピーチが話題ではあるが、積極規制を推進する所謂「人権派」からすれば、この種の理論的な議論は受...
複数の論者による理論的課題の論文集でやや難解だが読み応えはある。全体的には「思想の自由市場論」を中心に語られている印象だが、その解釈は論者によって微妙に異なるように思える。 昨今はヘイトスピーチが話題ではあるが、積極規制を推進する所謂「人権派」からすれば、この種の理論的な議論は受け付けず、「思想の自由市場」による解決などは夢物語でしかないのだろうが、それで本当に表現の自由は守れるのか?という疑問はある。
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