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もえよ稲むらの火 村人を津波からまもり堤防をきずいた浜口梧陵 の商品レビュー

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2012/03/06
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ヤマサ醤油7代目当主・浜口梧陵の伝記。銚子・江戸での修行時代、三宅艮斎、勝海舟と出会う。安政地震の時、紀州広村で村人を津波から救う。後に、私財をはたき天州が浜に堤防を築く。咸臨丸でのアメリカ行きを勝海舟から誘われるも辞退。神田の種痘館の書生らを支援する。和歌山県の初代県会議長も務めた。梧陵が広村を救った話を小泉八雲が『生き神様』に著す。それを読んだ和歌山の小学校教師・中井常蔵が『燃える稲むら』を書き『稲むらの火』として昭和12年から十年間、国定教科書の教材になる。平成23年度、光村図書の教科書に再掲載された。

Posted byブクログ