誰も教えてくれない教育のホントがよくわかる本 ゆとり教育になって学校はどうなったの？ の商品レビュー

伊藤敏雄(著者)

2019/01/02

ゆとり教育なんてことを言い出した人、どれだけ日本をダメにしたか反省してほしい。取り返しのつかないことというのはあるのだ。

2009/10/04

これまで教育に関する本を何冊も読んできたが、
「ここまで分かりやすい本はない」というくらい
分かりやすく書かれた本。
作者の視点もかなり的確で、参考になった。

あえて問題点を挙げるなら、
具体例が算数・数学にかなり偏っていること。
でもそのことを差し引いてもなお良い著書である。

2009/10/04

非常に読みやすい教育についての本。教育とは何か。学力とは何か。わかりやすい言葉で説明されているので、現代の教育システムが問題視されている原因と現状が手に取るように理解できる。具体的に、英語や算数を教える上で危険なポイントも挙げられているので、更にわかりやすい。（他の教科も紹介していただきたいくらい！）２年前の本なので今となっては古い内容もあるが、当時、私は本書から教育社会の仕組みをたくさん学んだ。本書の目的とずれてしまうが、わかりやすい説明の仕方の勉強にもなる。学ぶだけでなく、ここから危機感を持って、行動に移していくことが重要だと、教育者として痛感させられる鋭い指摘。

2009/10/07

小数のかけ算が２桁までしか取り扱わなくなったことにより小数点の移動の正しい考え方が身に付かなくなったことや、絶対評価のデメリットの詳しい説明などとても参考になりました。その分の丁寧な指導、繰り返し学習、保護者への実際の理解度などの説明など行っていきたいです。ただこの本の示す解決策は、全て“前に戻せばうまくいく”といった感じなんですけどね。。流されすぎないように批判力も持って読めば、とても勉強になる本だと思います。