世界が見た福島原発災害 の商品レビュー
海外メディアが報道する「フクシマ」がこういうことなんだ、と思わせる本です。日本の政府が日高くしにしている情報や『真実』が赤裸々に書かれてあって、非常にお勧めの一冊だと思います。 日本の原発事故に対する報道がいかに『大本営発表』だということがこの本を読んで本当によくわかりました...
海外メディアが報道する「フクシマ」がこういうことなんだ、と思わせる本です。日本の政府が日高くしにしている情報や『真実』が赤裸々に書かれてあって、非常にお勧めの一冊だと思います。 日本の原発事故に対する報道がいかに『大本営発表』だということがこの本を読んで本当によくわかりました。この本の元になったのは筆者が海外のニュースを日本語に翻訳して紹介している自身のブログからなんだそうです。この本を読んで、あの事故がいかに深刻なもので、海外のニュースメディアがどのようにして受け止めているのか?そしてどのようにすれば自体が収束に向かっていくのか?風に広がって飛散した放射能の行方は?被曝しても差支えが無い、本当の放射能の範囲は?などということが赤裸々なまでに書かれてあって、読み終えたときには衝撃を隠せませんでした。 特に自分が印象に残っているのは海外の基準で事故の規模が『7』というのは全体を通して7なのか、ということではなく1号機、2号機、3号機がレベル7.そして、4号機は3なのだ、という見方を発表している、というところを読んだ時にチェルノブイリ原発事故がひとつだけが爆発してレベル7だったのに対して「フクシマ」は3つの原子炉のメルトダウンがそれぞれチェルノブイリクラスだと。この文章を読んだときには戦慄を覚えました。この原発事故の被害が完全に明らかになるのは数年後の話でしょう。 そのときにはおそらくもっともっと恐ろしいことが起こっているのは明白であります。で、『原子力ロビー』と海外のメディアが報道する『原子力村』の実態。これは、後で僕もそういうことが書かれた文献を読んでここで紹介する所存でありますが、本当に、ひどい。こういうプロセスで起こったのが、今回の原発事故なのかと思うと、福島県や周辺の県の方の未来について、暗澹とした思いに駆られてしまいます。 しかし、こういう本があるからこそ、私たちは『真実』を知ることができる、というものまた事実です。
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著者の主観も入っていると思いますが、でも、日本のメディアからだけの情報しか持ちにくい者にとっては、とても考えさせられました。 読み進むにつれ、日本政府に対し、東電に対し、官僚に対し改めて大きな憤りを感じずにはいられませんでした。 http://glorytogod.blog1...
著者の主観も入っていると思いますが、でも、日本のメディアからだけの情報しか持ちにくい者にとっては、とても考えさせられました。 読み進むにつれ、日本政府に対し、東電に対し、官僚に対し改めて大きな憤りを感じずにはいられませんでした。 http://glorytogod.blog136.fc2.com/blog-entry-948.html
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読了。英字新聞あるいはネット上の英語で表示された情報を読んでわかる力量がないことの哀しさを実感・・・・。日本語で書かれたニュースソースだけでは、いま日本で何が起こっているのか?なにが本当の事象なのか?判断する材料さえ自分のものにできない。・・・・・・・・海外メディアが報じる その...
読了。英字新聞あるいはネット上の英語で表示された情報を読んでわかる力量がないことの哀しさを実感・・・・。日本語で書かれたニュースソースだけでは、いま日本で何が起こっているのか?なにが本当の事象なのか?判断する材料さえ自分のものにできない。・・・・・・・・海外メディアが報じる その真実とは・・・・。
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企画コーナー「今、原発を考える時」(2Fカウンター前)にて展示中です。どうぞご覧下さい。 展示期間中の貸出利用は本学在学生および教職員に限られます。【展示期間:2011/5/23-7/31】 湘南OPAC : http://sopac.lib.bunkyo.ac.jp/myli...
企画コーナー「今、原発を考える時」(2Fカウンター前)にて展示中です。どうぞご覧下さい。 展示期間中の貸出利用は本学在学生および教職員に限られます。【展示期間:2011/5/23-7/31】 湘南OPAC : http://sopac.lib.bunkyo.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=1598453
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