広島学 の商品レビュー
「カープは日本一じゃ!!」「5月までじゃけどのう・・」 今年も表紙の通りになってしまった。 広島と言えば、カープとお好み焼きと市電。宮島と原爆ドーム、平和公園。以上! 最近はそれにサンフレッチェかな。カープよりも点は取る。取られもするけど、 著者は「名古屋の品格」「博多学」「札...
「カープは日本一じゃ!!」「5月までじゃけどのう・・」 今年も表紙の通りになってしまった。 広島と言えば、カープとお好み焼きと市電。宮島と原爆ドーム、平和公園。以上! 最近はそれにサンフレッチェかな。カープよりも点は取る。取られもするけど、 著者は「名古屋の品格」「博多学」「札幌学」など、地方学の〈権威〉。調べているうに、書いているうちにその地域をたまらなく愛していく・・・・そんな心性の持ち主らしく、まあ広島への愛情に満ちている。とりあえずの県民だけど、こんなふうに書かれると、他県の人にちょっと自慢もしたくなる。他県出身で今たまたま広島に住んでいる人に最適の本と言えるだろう。地元に帰って、広島を自慢して欲しいものである。 それにしても、カープは広島の誇り。カープのおかげで(最近はサンフレッチェも)、広島県人同士は世界中のどこで出会っても、すぐにカープの話題で打ち解けられる・・・・そんな様子をいつも羨ましく思っていた、とファジアーノ岡山の社長がある講演会で話したのを聞いたことがある。岡山のファジアーノをそんなチームにするんだ、と言っておられた。広島はもうそんなチームを持っている。幸せなことだと思った。
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想像してたのと違ったなぁ。よく調べたなぁって思うし、広島が発祥のものもへぇ~って思ったけど、調べたことをただ羅列してるように思えて・・・途中、かなり流し読み。
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「どっちの県民ショー」みたいな軽いノリかと思ったらそうでもなかった。 歴史をさかのぼってみたり資料を羅列してみたり。 県民としてはそうかなあと思うことも多数あるんですけど、 外から見るとこう見えるんですかね?
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「うちの県ってすごいんだ」というのが読了後の率直な感想だ。自分の知らなかった広島県民の功績が数多く記されている。広島人にとって郷土愛をより一層深めることのできる一冊。県民必読の書だと思う。 ■仁義なき戦い ■前へ外へ ■ものづくりとことづくり ■文化・芸術,御菓子
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地元の人間では気づかないことがある。地元の人間では分かっていても言えなかったことがある。それをズバズバと指摘してくれて小気味が良い。広島県人、特に県政・市政に関わる人は読むべき。
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- ネタバレ
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メモ 愛知県人の著者(ちなみに広島藩主も福山藩主も愛知人)による広島本(広島市とその周辺など安芸地方が対象)。外から見た広島だが、そこに住む私より詳しく面白かった。 興味深かったのは「広島人は平均的日本人」であるという指摘、古代より外来の人が多かったのが由来で、今でも企業のマーケティングに利用されているとか。熱しやすく冷めやすい、声が大きくて話好き、方言を隠さない、教育熱心、おおざっぱ、カープにうるさいのはその通り。 広島発祥あるいは縁のもので、ヨーグルト、パン、ふりかけ、えびせん、ウィスキー、防虫剤、喫茶店のモーニング、日本酒(神戸・灘と並ぶ)、ソースなどがあり、わが郷土の著名人が挙げられ、驚きつつ、誇らしくもありました。広島人地域の特性上外に進出するため、国内だけでなく、移民や開拓に係わった人が多く、外で活躍している人が多いそうです。 カープへの愛は凄まじいですが、客のマナーの悪さとトラブルの歴史(ヤクザのイメージが助長?)には閉口しました。 一方、課題として楽観的で危機意識がない、開き直り易い、運転のマナーが悪い、グルメに恵まれないなどが指摘されています。前半はまさに僕そのもの。後半はお好み焼きともみじまんじゅう以外にはっきり言うと知名度がありません。 外から見た「誤解された、勘違いした広島」ではなく、よく的を射ています。是非、「芸北学」「備北学」「備後学」も読んでみたい気がします。
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