とうさんかあさん 新装版 の商品レビュー
「おかあさんがおかあさんになった日」の長野ヒデ子さんの絵本デビュー作。(1980年に葦書房から出版されて、2005年に石風社から再出版された。) ぼく(わたし)が、お父さんお母さんに子どもの頃のはなしを聞いて、それを、お父さんお母さんが答えるという内容である。ページの上半分がお...
「おかあさんがおかあさんになった日」の長野ヒデ子さんの絵本デビュー作。(1980年に葦書房から出版されて、2005年に石風社から再出版された。) ぼく(わたし)が、お父さんお母さんに子どもの頃のはなしを聞いて、それを、お父さんお母さんが答えるという内容である。ページの上半分がお父さんの話、下半分がお母さんの話という構成になっている。 この絵本は、もともと長野さんが我が子のために作ったものを、編集者から「これは絵本の大事なものがみんなつまってる。だからぜひ出版したい。」と説得されて出版されたのだそうだ。 誰しも、子どものときに両親や祖父母に子どものときの話を聞いたり、また、親となって、子どもたちに自分の子どもの頃の話を聞かせたことがあるはず。そのようなときに、私だけでなく誰もが幸せを感じるのではないだろうか。ぜひお勧めしたい一冊。
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おとうさん・おかあさんに話を聞きます。 子どもの時って、どんなだったの? 絵本の上下で、お父さんの話、お母さんの話に分かれていて それぞれの子ども時代の話しを聞きます。 ちなみに、お父さんの誕生日は昭和14年夏。 この本は ながのひでこさんのデビュー作だそうです。 今の子どもたちからしたら、 おじいちゃん・おばあちゃんの話くらいかな。
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「おとうさんがおとうさんになった日」「おかあさんがおかあさんになった日」を描かれたながのひでこさんの本です。 今度は片方ではなく両方がいっぺんに描かれるので、どういうおはなしかな、と思ったら…縦ページの中央に横線がひかれ、上部はパパ、下部にはママが描かれた本となっていました。そ...
「おとうさんがおとうさんになった日」「おかあさんがおかあさんになった日」を描かれたながのひでこさんの本です。 今度は片方ではなく両方がいっぺんに描かれるので、どういうおはなしかな、と思ったら…縦ページの中央に横線がひかれ、上部はパパ、下部にはママが描かれた本となっていました。そして右側には子どもからの質問。パパとママの小学校のクラスの話は面白かったのですが、正直3歳の息子にはやや分かりが悪かったよう。 ダブルストーリーのように毎回上下に答えが分かれてしまうと、その2つの答えを理解して違いを比較して、とページごとには楽しめても、本(質問)全体としてのストーリーというか、一貫性をおびた話としては捉えがたかったです。結果的に一番おもしろい?と思われる、「1年生から6年生まで先生がずっと一緒」というところでは、数回説明しないと、「先生が同じ」と気づかず…きっとそのページを理解しようとしてると、きっと前のページのことなんか忘れちゃうんでしょうね(笑)
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ぼくが、両親に子供の頃のことをたずねます。 お父さんの答えがページの上側、お母さんの答えが下側に、セリフと絵で説明されて行きます。 山生まれのお父さんと、海生まれのお母さん。末っ子のお父さんと一番最初に生まれたお母さん。 とうさんとかあさんが違うところ、ぼくと違うところ・・・でも...
ぼくが、両親に子供の頃のことをたずねます。 お父さんの答えがページの上側、お母さんの答えが下側に、セリフと絵で説明されて行きます。 山生まれのお父さんと、海生まれのお母さん。末っ子のお父さんと一番最初に生まれたお母さん。 とうさんとかあさんが違うところ、ぼくと違うところ・・・でも、同じの所もたくさん!(おねしょしたり、立たされたりね!) 子供たちが、両親を身近に感じることができる絵本です。みんなで読んで(おばあちゃんやおじいちゃんも!)答えたら、盛り上がること間違いなし!です。
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