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「がまんをしない人」は病気にならない の商品レビュー

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2012/09/07

私は鬱病経験があるために、精神病、 ストレスに関係する本を読む事が多い。 今回もストレス軽減のヒントを得ようと、 この本を読み出したが、最初の数ページで、 高齢者に向けて書かれた内容だと分かり、 パラパラとページめくり流し読みをすることに。 本書のメイン内容ではないが、 気に...

私は鬱病経験があるために、精神病、 ストレスに関係する本を読む事が多い。 今回もストレス軽減のヒントを得ようと、 この本を読み出したが、最初の数ページで、 高齢者に向けて書かれた内容だと分かり、 パラパラとページめくり流し読みをすることに。 本書のメイン内容ではないが、 気になった部分がいくつかあったので、 紹介するとしよう。 まず、薬に関す副作用問題。 今も副作用の少ない新薬が次々と開発されているが、 それは短期的に出ないという報告がされているだけで、 実際、5年後、10年後は分からない。 それでも、医師達はその報告を鵜呑みにして処方をしている。 いや、分かっていて、仕事なのでそうせざる得ないという方が、 正しいのかもしれない。 そのような薬が認可される背景には、 大学医学部の論文主義が関わってくる。 准教授や教授になるためには、 論文をたくさん書かなければならない。 なので、5年間、10年間もデータをとり続けないと、 書けない論文などには見向きもせず、 長くても2~3ヶ月で結果がでる動物実験をしがちになる。 そして、論文を短期間でしあげようとするので、 長期的なスパンでみた、薬の効果や副作用は、 しっかりとした研究がされていないのだ。 今までの従来の薬を使うか、新薬を使えばいいのか、 患者の立場としてはかなり不安なところである。 その他の問題としては、病院での薬の出しすぎである。 医者の金儲けとして、そのような傾向があるとも考えられるが、 それは数年前の話であり、 それらへの批判や厚生労働省の指示もあり、 最近では各病院は原則として院外処方にしている。 つまりボロ儲けをしているのは医者ではなく、 薬局のオーナーということになる。 医者は自分たちの利益の為に患者を薬漬けにするのでは無く、 医学教育によって薬を多量に処方する、 方法しか学んでこなかったために、 やむ得ずとっている手段なのかもしれない。 こうなってくると、 私を含め病気の人達は、 何処に頼れば良いのか分からなくなってくる。 一人一人がなるべく医療の知識を増やして、 間違った選択をしないようにするのが、 危険回避にもつながるのではないかと思う。 そういう事なので、 馬鹿な私が医療関係の本読んで、 ブツブツと呟いてる事に対して、 分かった気になるなとか批判はしないでほしい。 ただ知識を得るにはアウトプットが大切なので、 ブログに書いているだけなので、 誰かに見て欲しいとか、 意見がもらいたいとかいうものでは無い。 自分が馬鹿なのは十二分に理解しているつもりだ。

Posted byブクログ