「がまんをしない人」は病気にならない の商品レビュー
私は鬱病経験があるために、精神病、 ストレスに関係する本を読む事が多い。 今回もストレス軽減のヒントを得ようと、 この本を読み出したが、最初の数ページで、 高齢者に向けて書かれた内容だと分かり、 パラパラとページめくり流し読みをすることに。 本書のメイン内容ではないが、 気に...
私は鬱病経験があるために、精神病、 ストレスに関係する本を読む事が多い。 今回もストレス軽減のヒントを得ようと、 この本を読み出したが、最初の数ページで、 高齢者に向けて書かれた内容だと分かり、 パラパラとページめくり流し読みをすることに。 本書のメイン内容ではないが、 気になった部分がいくつかあったので、 紹介するとしよう。 まず、薬に関す副作用問題。 今も副作用の少ない新薬が次々と開発されているが、 それは短期的に出ないという報告がされているだけで、 実際、5年後、10年後は分からない。 それでも、医師達はその報告を鵜呑みにして処方をしている。 いや、分かっていて、仕事なのでそうせざる得ないという方が、 正しいのかもしれない。 そのような薬が認可される背景には、 大学医学部の論文主義が関わってくる。 准教授や教授になるためには、 論文をたくさん書かなければならない。 なので、5年間、10年間もデータをとり続けないと、 書けない論文などには見向きもせず、 長くても2~3ヶ月で結果がでる動物実験をしがちになる。 そして、論文を短期間でしあげようとするので、 長期的なスパンでみた、薬の効果や副作用は、 しっかりとした研究がされていないのだ。 今までの従来の薬を使うか、新薬を使えばいいのか、 患者の立場としてはかなり不安なところである。 その他の問題としては、病院での薬の出しすぎである。 医者の金儲けとして、そのような傾向があるとも考えられるが、 それは数年前の話であり、 それらへの批判や厚生労働省の指示もあり、 最近では各病院は原則として院外処方にしている。 つまりボロ儲けをしているのは医者ではなく、 薬局のオーナーということになる。 医者は自分たちの利益の為に患者を薬漬けにするのでは無く、 医学教育によって薬を多量に処方する、 方法しか学んでこなかったために、 やむ得ずとっている手段なのかもしれない。 こうなってくると、 私を含め病気の人達は、 何処に頼れば良いのか分からなくなってくる。 一人一人がなるべく医療の知識を増やして、 間違った選択をしないようにするのが、 危険回避にもつながるのではないかと思う。 そういう事なので、 馬鹿な私が医療関係の本読んで、 ブツブツと呟いてる事に対して、 分かった気になるなとか批判はしないでほしい。 ただ知識を得るにはアウトプットが大切なので、 ブログに書いているだけなので、 誰かに見て欲しいとか、 意見がもらいたいとかいうものでは無い。 自分が馬鹿なのは十二分に理解しているつもりだ。
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