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名作の会(著者),内田深翠(著者)
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「目覚め」のケイト・ショパンの「一時間の夢」が秀逸。「一つの事実が、事の経緯を知らないと、全く正反対の解釈をされてしまう怖さ」が、この短さで(10ページ弱!)端的に表現されていて、実にお見事。しかもこのケース、"事実"が"死"なだけに死人に口なし、真実は埋もれたまま。更に何故か(韜晦とも取れる真っ当すぎる語り口のせいかキャラクターのせいか)微妙にニヤリな笑いも誘われるという、不思議な短編。
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