1,800円以上の注文で送料無料

愛と皮肉の名作物語 風変わりな英米短篇集 の商品レビュー

0

1件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    0

  3. 3つ

    0

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2016/11/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「目覚め」のケイト・ショパンの「一時間の夢」が秀逸。「一つの事実が、事の経緯を知らないと、全く正反対の解釈をされてしまう怖さ」が、この短さで(10ページ弱!)端的に表現されていて、実にお見事。しかもこのケース、"事実"が"死"なだけに死人に口なし、真実は埋もれたまま。更に何故か(韜晦とも取れる真っ当すぎる語り口のせいかキャラクターのせいか)微妙にニヤリな笑いも誘われるという、不思議な短編。

Posted byブクログ