足みじかおじさんの旅 あきらめないで の商品レビュー
あしみじかおじさんがピンチの主人公を助けてくれる話。 物を書く人が主人公に多いのはやなせたかしさんが自身を主人公に投影したからだろうか。 誰かが助けてくれたとき、なくしたものが見つかったとき、小さな日常の幸運が起きるときに目をじっと凝らして見るとあしみじかおじさんがいたり....
あしみじかおじさんがピンチの主人公を助けてくれる話。 物を書く人が主人公に多いのはやなせたかしさんが自身を主人公に投影したからだろうか。 誰かが助けてくれたとき、なくしたものが見つかったとき、小さな日常の幸運が起きるときに目をじっと凝らして見るとあしみじかおじさんがいたり... しないかしら いつも何かに守られてるような気がして安心する本。
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困った事があると、ふいにやってくる足のみじかいおじさん。 話を聞いてくれて、何らかの解決をしてくれる人ですが 突如現れたおじさんを、何故皆さま普通に接する事ができるのでしょうか?w この前に1冊あるようですが、別段これだけでも読めます。 ひとつひとつも短いですし、さらっと読むに...
困った事があると、ふいにやってくる足のみじかいおじさん。 話を聞いてくれて、何らかの解決をしてくれる人ですが 突如現れたおじさんを、何故皆さま普通に接する事ができるのでしょうか?w この前に1冊あるようですが、別段これだけでも読めます。 ひとつひとつも短いですし、さらっと読むにはいいかも、です。 基本パターンは決まっていますが、驚く所は 話のバリエーションでしょうか? おじさんが出てきて解決する、その悩みやら解決方法やら。 これだけ思いつけるのはすごいな…と。 しかし、考えさせられる物語もあったりで 信念貫いてるな、というのも感じられます。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
一篇3分で読める(やなせ先生談)、大人向けショートメルヘン集。 今作は脱国や強姦が話に登場するあたり、前作より少しブラックな展開が多かったように見受けられる。 とある老人が二十歳の少女に恋する『老人病』の話が妙に印象に残った。 二十歳の少女と釣り合うために若返ることを望む老人の願いをあしみじかおじさんは叶えるけど、それだけで本当に恋人同士になれるかはまた別の話な訳で。 この話だけでなく、自分の願いが必ずしも幸せに繋がるわけではないということを改めて感じさせてくれるストーリーが多かった。
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