半島へ の商品レビュー
日本の中程のひっそりとした 「半島」での生活 それまでの人生 田舎暮らしのYouTubeをずっと見ているような 小説でした
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半島で過ごした女性(50〜60代?)の一年間を描いている。自然にあふれる周りの環境と一体化し、やりたいことだけをやって過ごす毎日。 最終的にこの半島を終の住処とするに至る心情を、自然描写や周囲の人々との関わりを交え綴っている この女性の過去やら人間関係を深く掘り下げて語られる事は...
半島で過ごした女性(50〜60代?)の一年間を描いている。自然にあふれる周りの環境と一体化し、やりたいことだけをやって過ごす毎日。 最終的にこの半島を終の住処とするに至る心情を、自然描写や周囲の人々との関わりを交え綴っている この女性の過去やら人間関係を深く掘り下げて語られる事はない。 そのうち何かが起きるのか?と思いながら読んでいたけれど、最後まで…特には…で終了。 自分はいつも寝る前に読書するのだが、必ず眠りに落ちてしまい、この本は何日もかかってしまった。文章は嫌いではないのだがやや退屈な感じでした。
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東京から半島へ。都会から田舎への乗りとは全く違う。東京のスピードとは違う自分にふさわしい速度とは、生き急がない速度。でもいざ東京を離れる時の思いは望郷の念と表裏一体。なんか分かる気がする。
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2016.5.28 人も自然の一部なんだと思わせる作品 たんたんとした生活が心地良く、ひとが皆おだやかでゆったり時が過ぎてゆく 生きてゆくための最低限のものがあればいい 贅沢なのかも?
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最近島とかジャングルとかあまりなじみのない自然を描いてある小説ばかり選んでしまっている。著者の自伝的な小説なのだろうか。稲葉真弓の作品を初めて読んだしプロフィールもほとんど知らない。ただ「半島」に惹かれた。自分がこのような生活をしたいとは思わないんだけど読んでいる分には心地いい。...
最近島とかジャングルとかあまりなじみのない自然を描いてある小説ばかり選んでしまっている。著者の自伝的な小説なのだろうか。稲葉真弓の作品を初めて読んだしプロフィールもほとんど知らない。ただ「半島」に惹かれた。自分がこのような生活をしたいとは思わないんだけど読んでいる分には心地いい。それにしても人間ここまでのんびりできるものなのだろうか。私もかなり毎日のんびりしてるけどここまでのんびりは出来ないなぁ。
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稲葉真弓さんという女流作家の作品。残念ながらいままでこの作家さんの作品は読んでこなかったが、この作品を読んで少し読んでみたくなった。最近なぜか一般的に枯れた心境に至った人が描いた小説にぶちあたる。意図して選んでいる訳ではないのだが。この本の作者はある半島にかった別荘とも言うべきひ...
稲葉真弓さんという女流作家の作品。残念ながらいままでこの作家さんの作品は読んでこなかったが、この作品を読んで少し読んでみたくなった。最近なぜか一般的に枯れた心境に至った人が描いた小説にぶちあたる。意図して選んでいる訳ではないのだが。この本の作者はある半島にかった別荘とも言うべきひなびた家での生活を思い切って始める。するといままでは都会生活を満喫していたと思っていた自分なのだが、あるがままの自然、草いじりなど半島の家での生活にはまり楽しみ尽くしている自分に気付く。そんなお話なのだが、昔の日本人のように暦にしたがって淡々と暮らして行く様や周りにすむ人たちとのコミュニケーションが瑞々しく描かれていて、Alone with the alone 孤独を楽しめる人間になれる人は強いなあとうらやましくなった次第です。乱読しているとたまにこのような本に出会えるのがうれしいです。
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梨木香歩が好きな人は好きそう。中年の女性の伊勢半島での十二ヶ月を描いた本。落ち着いた穏やかな空気が流れていて、読んでいるとほっと一息つける。
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だいぶ以前に読んだ作品だが、心に残る。三重県の海の先の辺鄙な土地に家を建て、時折都会から逃げるようにやってくる作家。少しづつ庭を整備し、周りの人々と付き合い、老いた母の心配をしながら、ここで暮らすひととき。小さな世界かもしれないが、終の棲家はこんなところが良いなあ、と思わせる作品...
だいぶ以前に読んだ作品だが、心に残る。三重県の海の先の辺鄙な土地に家を建て、時折都会から逃げるようにやってくる作家。少しづつ庭を整備し、周りの人々と付き合い、老いた母の心配をしながら、ここで暮らすひととき。小さな世界かもしれないが、終の棲家はこんなところが良いなあ、と思わせる作品。
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ん~ここ最近、割とメリハリのある小説を読んでいたこと、そういった話が好きなことが相まって、この本は辛かったです。 自然あふれる半島に移り住んできた女性の日常を淡々と書かれています。 こういったお話も好きなはずなんですが、今回はチョッとダメでしたね~ 特に半島を賛美するに当たり、...
ん~ここ最近、割とメリハリのある小説を読んでいたこと、そういった話が好きなことが相まって、この本は辛かったです。 自然あふれる半島に移り住んできた女性の日常を淡々と書かれています。 こういったお話も好きなはずなんですが、今回はチョッとダメでしたね~ 特に半島を賛美するに当たり、東京との対比を頻繁に行うんですが、ちょっとしつこいかなぁと。 (東京も別に嫌いじゃないって書かれていますが、そうは読み取れない……) ものを褒める時に、何かとの比較はあんまり良くないんだなぁってことを学びました。
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