ログ・ホライズン(2) の商品レビュー
「まおゆう」の作者が書いたものということで読んでみました。 ファンタジーの世界観だけでなく、そこに経済活動も含めたストーリーになっており、面白いです。
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トウヤとミノリ救出作戦なお話。 腹黒眼鏡無双が小気味よくって後半一気読みしました。 人が前向きに生きるには美味しいご飯と、適度に目標持って働く事が必要なんだなと。
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円卓会議設立。 調理法の発見からアキバの街の治安の話に発展するなんて…。 腹ぐろ眼鏡恐るべし。 感想記事 http://utsuyama27.com/loghorizon2/
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ある日の夜中、ふと見たアニメにどハマりしました。その時見たエピソードが入っているのがこの巻です。 キャラもストーリーも凄く良いんです。この手のラノベっぽいのはチョット…って方、是非読んでみてください。
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「アキバへの帰還」「決意」「ひまわりと鈴蘭」「円卓会議」「その手につかみ取れ」 円卓会議メンバーの紹介。
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シロエ全開の2巻。 腹黒めがねの二つ名は伊達じゃないね! 実にいい……! いよいよ本格始動という気配もあり、その過程で爽快感もあって、大変面白い巻でした。 あとクラスティさんが大変気になりました。 1巻と2巻は一気に読んでしまうのが望ましいですね。 あとがきによると元は上下に分...
シロエ全開の2巻。 腹黒めがねの二つ名は伊達じゃないね! 実にいい……! いよいよ本格始動という気配もあり、その過程で爽快感もあって、大変面白い巻でした。 あとクラスティさんが大変気になりました。 1巻と2巻は一気に読んでしまうのが望ましいですね。 あとがきによると元は上下に分けたとはいえひとつのエピソードだったそうだし。 3巻以降も楽しみ。
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ストーリーは知っているのに、ぐいぐい読んでしまう。ホントにすごい。 もっともっと先が知りたくなってしまう一冊。
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最高にわくわくした。1巻では戦闘場面もあったけど、この巻はほぼ政治的交渉術。特にヘンリエッタとシロエの頭脳的戦略がカッコ良すぎ! 円卓会議でシロエがゾーンを購入しましたと言った瞬間、鳥肌が立ったし、シロエについて行きたいと真剣に思った。 主人公が好きになれるかどうかで作品が楽しめるかどうかが決まるけど、主人公が大好きなのでこの作品は最高に楽しめるものとなりそう!
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セララをススキノから救い出し、アキバへの復路で遭遇した出来事により、シロエの心に生じた一つの思い。 閉塞感に覆われ、"死"すらゴールでなく、生きる目的も見えない世界において、徐々に悪化の一途をたどる街の雰囲気。 それを取り払い大好きな街を活性化させるため、シロ...
セララをススキノから救い出し、アキバへの復路で遭遇した出来事により、シロエの心に生じた一つの思い。 閉塞感に覆われ、"死"すらゴールでなく、生きる目的も見えない世界において、徐々に悪化の一途をたどる街の雰囲気。 それを取り払い大好きな街を活性化させるため、シロエは自身の過去を振り切って、とある大きな闘いに挑むことを決める。 その闘いのなかで、知己の双子を救い出すことになったとしても、それもすべて「自分の我が儘だ」と言いきるシロエって格好いい。決して本人は、そのことをわかっちゃいないのだろうけど(笑) ファンタジーでありながら剣や魔法が一切出てこず、軍師による頭脳戦のようなシロエが仕掛けた闘い。既成概念をぶち壊し、知略をめぐらすさまに、快哉を叫びたくなった。 こういうの、まおゆうと同じ流れを汲んでいるよな、と思う。(あれはシナリオ形式で、読むのに疲れて断念しちゃったけれど、)戦争をなくすために必要なことは、同じ武器を取って闘うことじゃないと言っていたもの。 経済、食糧。 人間が生きていくうえで、避けては通れない道をきっちり固め、そこから攻めるあたりが、似ている。 個人的には、続刊中(ですよね?)であるのにも関わらず、ここでこんな山場迎えちゃっていいのかなー!?って心配になっちゃうくらい、胸のすくストーリー展開。 次はどんな冒険が待っているんだろう?
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突然ゲームの世界に投げ出され、ゲームの世界がリアルとなったお話。アニメ放送で言えば第5話「アキバへの帰還」から第10話「その手につかみとれ」。 実に示唆に富んだストーリーに感動しました。閉塞感、牢獄、死んでも神殿で生き返るために死そのものが絶対的な終着点にならない、現実世界に帰る術が分からない、生きる意味がない、等々。この重々しい雰囲気をなんとか活性化させようとする主人公の奮闘には色々と学ぶ事が多いです。 まさに、この無法地帯に対して、法整備と活性化を求めるのは当然ですが、その合意形成は困難を極めます。現状を何とかしたいという気持ちだけではどうすることもできない。ところが、主人公はギルド会館を購入することで一種の恐喝を試み、住民の意思決定機関『円卓会議』の設立にこぎつけます。 この部分が、現代日本社会とリンクしているのではないかと思うのです。所謂フリーター・ニート問題、です。本書の舞台では、『今この時点で閉塞感に満ちている』のですが、フリーター・ニート問題では『将来的には不安や閉塞感に満ちている』と考えれば、この問題を突破するには『思っているだけではダメ』『何らかの制度や体系を構築しなくては、とは思うけれども合意形成は難しい』となり、やっぱり現状打破できないように感じます。が、本書では(まぁフィクションですが)『ギルド会館の購入』によって群衆を恐喝できる立場になり、合意を勝ち取る結果を残しました。 現実的にフリーター・ニート問題に当てはめると、合意形成の場は政治になるのですが、決定的に違う点は、弱者自らが立ち上がって奮闘しているという事です。身分も給料も保障されている人間から情けをもらうのではなく、弱者が行動し、現状を訴え、社会を変えるのは至難の業ですが、やってみる価値は大いにあると思います。 また、経済についても、お金の本来の使い方がシンプルに書いていて、また衝撃を受けました。お金は本来手段なのですが、今のお金はまた別物になっていて(お金が目的になっている、お金そのものに価値がある)、原点に戻るべきだとも感じました。 にゃん太の言葉も至言です。『腐れないものは信用できない』『生きるには痛みが伴う』等々、心身に沁み渡ります。 シロエとトウヤ・ミノリの心理の対比はアニメでは語り尽くせなかった心情(シロエが勝ち取った世界に対して、無力だったトウヤ・ミノリ)がうまく描写されているし、ヘンリエッタの思考も丁寧に書かれていて、初めて小説がアニメを上回るものがあるんだなぁと感心しました。本巻は(恐らく)どの巻にも増して質が高い作品だと思います。 僕の評価は文句無しにSです。
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