7人のシェイクスピア(4) の商品レビュー
いきなり少年時代に飛んだぞ!?笑 次の展開が気になる。そして、無性に「BECK」が読みたくなってきた。。。
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面白いですね。3巻で盛り上がり、4巻は過去に突入。 心を動かす言葉を紡ぐ。その言葉たちのすばらしさ!
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ジョンのジェントルマンへの固執から、転落まで。そんな中、ウィルの真っ直ぐな生き方。親友ジョンの家でのカトリックの集い。司祭のハント先生の旅立ち。キャシーの自殺。 その後の、ウィルとジョンの××。 そんな時に、新教徒の弾圧が・・。
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待望の第4巻。主人公二人の子供時代に戻りました。二人ともかわいい。 当時の緊迫したイングランドの宗教状況がよくわかります。 著者が、相当下調べをしただろうことが伺い知れます。 ヘンリー8世がカソリックに逆らって、イギリス国教会を立ててから、国王が変わるたびに宗教体制が変わった...
待望の第4巻。主人公二人の子供時代に戻りました。二人ともかわいい。 当時の緊迫したイングランドの宗教状況がよくわかります。 著者が、相当下調べをしただろうことが伺い知れます。 ヘンリー8世がカソリックに逆らって、イギリス国教会を立ててから、国王が変わるたびに宗教体制が変わったイングランド。 そのたびに国民は迫害する側とされる側に変わるという、大変な状況を強いられます。 時代はエリザベス女王統治下のため、新教が主流。 カソリック教徒は激しく弾圧されたことを知りました。 宗教を捨てきれない信徒は、信頼できる少人数でこっそりと集まり、旧教ミサを行います。 旧教信徒は、反逆者扱い。まるで日本の隠れキリシタンのような状態に驚きました。 ナチスのユダヤ狩りのようです。 同じキリスト教なのに、殺し合う二つの宗派。なかなか理解できません。 新教と旧教の対立は、時々世界史の事件に登場しましたが、実際のすごさが伝わってきました。 子供も、エールを日常的に飲んでいるようです。 エールと聞くと、一瞬ジンジャーエールを思い出しますが、ビールのことでした。 ワインを飲んで育つフランス人のように、イングランド人はビールで育つのでしょうか。 シェイクスピアの父親は、かなり面白い人のようです。 町長にもなったひとかどの人物だったのに、ジェントルマン(郷士)という階級にこだわって、役員にわいろを贈り続け、身を持ち崩した悲劇の人物。 当時、ジェントルマンの位は人口の5%しかいなかったとのこと。 成功と転落のドラマチックな人生を送った父の背中を見て育ったウィル。 淡水の悪魔、カワカマスを紋章にしている、新教の貴族が登場し、今後大きな役割を果たしていくようです。 また、ジョンのイトコの少女キャシーが登場しました。雨の中でのドラマにほのかな恋心が重なり、この漫画には珍しく青春モードですが、その淡い恋はたちまちに残酷な悲劇を迎えます。 さらに、思わぬところで三角関係のような展開になっていました。 二人の強いきずなは、確かに恋人未満的なところがありますね。 (そういえば、シェイクスピアは、少年にあてた愛のソネット集を書いていたなあ)とぼんやり思い出しました。 巻末に掲載された参考資料の多さに驚きました。 真面目なイギリス史の書籍がずらりと記載されている中に、一冊だけ『完訳 釣魚大全』があったのがちょっと笑えました。 カワカマスのくだりですね。 話はどんどんドラマチックになっていきます。 歴史のうねりもあいまって、彼らの運命の進みゆく先が全く読めません。 ますます続きが気になっています。
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前巻の最後で、ワース=ジョンとランス=ウィリアム・シェイクスピアということが分かって、次はロンドン?って思っていたら、ジョンとウィリアムの子供時代の話になってました。 仏教徒の日本人からすると、真言宗だろうが浄土真宗だろうが、特に気になったことはないですけど、キリスト教のカトリックとプロテスタントは、上の人間の考え方が変わる度に相手を弾圧・・。酷すぎる時代です。 最後にジョンの周りになぜ女性の影がないのか分かりましたけど、ホモ話はちょっと嫌かも。
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ワース(ジョン)とランス(ウィリアム)の子供時代の話です。 かわいいな~などと思いながら読んでいたけど。 後半、うほっという展開(笑)。 うん、いいぞいいぞ(笑)。 ワース、かっこいいのに、女っ気がないのは、そういうことだったんだな…。 はは、そりゃ、リーを売春宿にでも売ろうとかいうよな。はは。 あー、早く次巻が読みたい。 しかし、この調子ですすむと、20巻くらいまでいくんじゃあ、と嬉しいような、悲しいような気持ちです。
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本格的にシェイクスピアの生涯を描く気になったみたい。早く劇作家シェイクスピアとしての活躍が見たいけど、生い立ちも気になる描き方だなぁ。
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