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青春は築地小劇場からはじまった 自伝的日本演劇前史 の商品レビュー

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2014/11/07

1930年代の左翼演劇界、その後のムーランルージュ、新生新派などなどで脚本家として活躍した著者の自伝である。かなり後ほどの時代に書かれた記録なので、厳密さや公平さに欠けるところや著者の青春時代への思い入れなどを割り引いて読まねばならないだろうが、著者にしか書けない事実関係など、た...

1930年代の左翼演劇界、その後のムーランルージュ、新生新派などなどで脚本家として活躍した著者の自伝である。かなり後ほどの時代に書かれた記録なので、厳密さや公平さに欠けるところや著者の青春時代への思い入れなどを割り引いて読まねばならないだろうが、著者にしか書けない事実関係など、たいへん面白く読める。村山知義、宇野重吉、望月美恵子、沢村い紀雄など有名無名の演劇人のエピソードが満載の貴重な本である。

Posted byブクログ