空打ちブルース の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2010年度第51回講談社児童文学新人賞受賞作品。 「「四流高校生」と自嘲する16歳の少年ケージュンは、自分にはしょせん明るい未来も夢もない、と自分の運命を淡々と受け入れているのだが…。おれの目的地はどこだろう。そこには誰がいるんだろう。」
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急き立てられる本です。 すごく純粋に生きている主人公を見てると、自分が恥ずかしくなります。 もがいてるけど、できない。 そんな感じがスッと心に響いてきて、なんか泣けます。 (引用) バスから降りるとき、おれたちは必ず運転手に「ありがとうございましたぁ」と言う。そりゃ、「ざーっす...
急き立てられる本です。 すごく純粋に生きている主人公を見てると、自分が恥ずかしくなります。 もがいてるけど、できない。 そんな感じがスッと心に響いてきて、なんか泣けます。 (引用) バスから降りるとき、おれたちは必ず運転手に「ありがとうございましたぁ」と言う。そりゃ、「ざーっす」みたいな省略形だけれど、これを言わなくなったら、おしまいだなとも思う。 「やっちゃんにはないか。わかってんのにできないとか、わかってんのにどうしようもないとか、そんなことはないか。」
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面白かったです。 いろんなことを乗り越えて 人間は成長して行くのだな、 と思いました。 素直になれないけど 良い高校生たちの物語。
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4流高校に通うおバカな男子高校生、ケージュンは不良じゃない、でも夢もない、どうしようもない現実にのみ込まれている。ロクでもない不良高校生をみかけたら想像してみて欲しい、どうしようも無い現実からオトナが救ってあげられる道があるはず。爽やかな青春小説でした。
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悪い先輩にそそのかされ、バイト先のレジで空打ちをやっちゃう高校生くんのお話。 自意識過剰ぶりが高校生男子っぽくてとても良い。 「わかってんのにできない。わかってんのにどうしようもない」 という気持ちには共感できる。 共感できるんだけどね~、もうちょっとしっかりしなさいよ、とは思...
悪い先輩にそそのかされ、バイト先のレジで空打ちをやっちゃう高校生くんのお話。 自意識過剰ぶりが高校生男子っぽくてとても良い。 「わかってんのにできない。わかってんのにどうしようもない」 という気持ちには共感できる。 共感できるんだけどね~、もうちょっとしっかりしなさいよ、とは思ってしまったわ…。
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第51回講談社児童文学新人賞受賞作。 すかすかすぎて3、40分で読めてしまった。びっくりするほどすかすか。 空打ちブルース、をそらうちと読んでて、あぁ爽やかな話かなぁとおもってたら、からうちブルースで、レジを通さない話でした。 いくら四流だからといって、高校一年生ってこんなに無知...
第51回講談社児童文学新人賞受賞作。 すかすかすぎて3、40分で読めてしまった。びっくりするほどすかすか。 空打ちブルース、をそらうちと読んでて、あぁ爽やかな話かなぁとおもってたら、からうちブルースで、レジを通さない話でした。 いくら四流だからといって、高校一年生ってこんなに無知だった!? バカだった!? と目を疑うようなものばかり。最初の銀行口座のはなしのくだりからね。 例年の講談社児童文学新人賞とはちょっとちがったかなー。これは選考員変わったことにも関係しているのかな。
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四流男子高校生ケージュン。バイトを始めたら銀行口座を作らなきゃならなかった。銀行なんて行ったことない。身分証明って何、おれはおれよ? 家庭環境は選べない。でも誰にでも明日はある。ケージュンは、そんなことも知らなかった…。 ちょっと痛い。短いし、浅いかもしれない。でも、今の子どもが...
四流男子高校生ケージュン。バイトを始めたら銀行口座を作らなきゃならなかった。銀行なんて行ったことない。身分証明って何、おれはおれよ? 家庭環境は選べない。でも誰にでも明日はある。ケージュンは、そんなことも知らなかった…。 ちょっと痛い。短いし、浅いかもしれない。でも、今の子どもがここにいる気がする。
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ケージュンくんのこと、ぎゅっと抱きしめてあげたくなった。 最後のへんで、なんだか涙腺が…。 読後は、スッキリ感がありました。
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講談社児童文学新人賞受賞作。 読み終わって、ようやくタイトルがわかる。 「空打ち」とは、レジでずるをする、バーコードを通したこと、にするものだった。 先輩に空打ちを強いられる高校生たちの青春物語?かな。 今っぽい文体というか、ブログのような文章で30分ぐらいで読めてしまう。
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