隅の風景 の商品レビュー
〈図書館本〉楽しい旅行記だ。飛行機恐怖症にも関わらずビールが飲みたい一心でチェコまで飛んでしまうという呑んべいな恩田さん。チェコというと中世の街並みが残るおとぎの国、おたくの国?行きたい。そして国内外どこへ行くにも片手にはとにかくビール。酒池肉林ツアー、ああ馬刺しが食べたい。旅の...
〈図書館本〉楽しい旅行記だ。飛行機恐怖症にも関わらずビールが飲みたい一心でチェコまで飛んでしまうという呑んべいな恩田さん。チェコというと中世の街並みが残るおとぎの国、おたくの国?行きたい。そして国内外どこへ行くにも片手にはとにかくビール。酒池肉林ツアー、ああ馬刺しが食べたい。旅の目的はイメージやインスピレーションを貰うために出かけるとのこと。旅の時間という異界に自分の一部をちょっとずつ置いてくるのだ。こんな風な事を感じる旅をしてみたいものだ。
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馬刺しが食べてみたくなる本(笑)。 鳥居が怖いとか、法隆寺の夢殿をまわっていると誰かの気配を感じるとか、やはり独特の感覚を持っている人なのだなあ、と納得。 そのセンスからああいう怖いお話がうまれてくるわけですね。
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ロンドン、チェコ、岐阜?、お伊勢、日光、台湾、韓国、スペイン、九州、奈良。 食べて飲んで飲んだくれて、食べて、鬱になって。 ロンドンとチェコ編が好き。 恩田陸にとっての旅の本たちが紹介されているのも素敵。
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新作をみかけないと思ったら、旅行記を書いてるのね。 酒飲みを前提とする内容の半分は興味なしなのでが、それでもチェコの街並み、郡山八幡の湧水、韓国の雪獄山、スペインのカミノデサンティアゴ巡礼路の料理の数々、阿蘇の酒池肉林、十分に行ってみたくなった。
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恩田さんらしい旅のエッセイ。 以前から飛行機恐怖症だと自身で書かれていますが、本当に苦手ならここまで海外に行かないのでは・・・。 恩田さんが撮った写真がたくさん載っているのは良かったです。
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飛行機嫌いの作者が海外や国内を巡りながら物語の予感を探す、紀行エッセイ。 旅先で作者が何かを感じ、そこからどんな物語を生みだすのか、物語の誕生に立ち会っているような気がして興味深い。 不思議な吸引力のある文章で、読み手の心を遠い旅路に飛ばしてくれる。 各地の名産やお酒がとても美味しそうで、お酒を手に旅行したくなる一冊。
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プラハで飲む黄金のビール、高所恐怖症の韓国登山、スモッグの向こうに霞む北京の太陽。出会えるかもしれない物語のかけらを求めて、今日も作家は旅に出る。身体の隅に今も残る旅のイメージをくっきりと映し出す紀行集。
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恩田さんの旅行紀。海外+国内。のんびり読めていい。取材を兼ねる旅行だとガイドや通訳がついていいな〜ロンドン行きてえ〜
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国内外いろんなところの旅行紀行。ビール紀行。 宗教なんて無いけれど、スペインで巡礼の旅、したくなった。 旅に出るわけは、予感を探しに。っていうのがいい。 私も臆せずいろんな地にいってみようと思った。
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+++ プラハで飲む黄金のビール、高所恐怖症の韓国登山、スモッグの向こうに霞む北京の太陽。出会えるかもしれない物語のかけらを求めて、今日も作家は旅に出る。身体の隅に今も残る旅のイメージをくっきりと映し出す紀行集。 +++ 飛行機嫌いの著者が勇を鼓して出かけた海外の国々、そしても...
+++ プラハで飲む黄金のビール、高所恐怖症の韓国登山、スモッグの向こうに霞む北京の太陽。出会えるかもしれない物語のかけらを求めて、今日も作家は旅に出る。身体の隅に今も残る旅のイメージをくっきりと映し出す紀行集。 +++ 飛行機嫌いの著者が勇を鼓して出かけた海外の国々、そしてもちろん日本のあちこちで、求めて触れたもの、あるいは偶然の出会いによって結びつけられたさまざまな場所や物や事々が語られていて興味深い。不思議な物事に触れるたびに「、この題材でだれかミステリを書いてくれないかしら」とおっしゃるが、そのたびに胸の中で「恩田さん書いてください」と思いながら読んだ。これらの旅のなにかしらがいつの日にか新しい物語のどこかに練りこまれることになるのかもしれないと思うと、心なしかわくわくしてくるのである。しかしよく飲むなぁ、とも思う一冊である。
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