次元とはなにか の商品レビュー
次元について、理解が深まったと思います。そこから最近の物理学の知見(というか流れ?)も得られました。
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3次元を超える多次元の世界は何ともイメージしづらいのだが、実は1次元、2次元の世界についてもきちんとイメージできていないことを、この本を読んで自覚した。この本のよいところは、0次元からはじめて、それぞれの次元について丁寧に解説してくれているところ。その中で、ガウスとかリーマンとか...
3次元を超える多次元の世界は何ともイメージしづらいのだが、実は1次元、2次元の世界についてもきちんとイメージできていないことを、この本を読んで自覚した。この本のよいところは、0次元からはじめて、それぞれの次元について丁寧に解説してくれているところ。その中で、ガウスとかリーマンとか、何だがよくわからないけれどすごい人らしいというイメージだけの人々の業績がちょっとわかるのもうれしい。多次元について、数学がいかに自由で、物理学がいかにそれと格闘しているか、ということも以前よりすこし概略程度はわかったような気がする。
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次元とはなにか。 量子力学やら最近のSFでは、よく出てくる高次元。結局読んだところで、十分理解できたとは言えない…。ただし、理論上成立させるには高次元が必要なんだね。でもその次元が存在すれば成立する訳だからなにかあるんだろ。目で確認できない次元。一瞬姿を現し、消えていく素粒子。こ...
次元とはなにか。 量子力学やら最近のSFでは、よく出てくる高次元。結局読んだところで、十分理解できたとは言えない…。ただし、理論上成立させるには高次元が必要なんだね。でもその次元が存在すれば成立する訳だからなにかあるんだろ。目で確認できない次元。一瞬姿を現し、消えていく素粒子。これはどこかの次元に行くのかな?ふいにどこかの次元から姿を現す素粒子を見つけたらなにがわかるのか。ダークマターとダークエネルギーの存在。重力がなぜ弱いのかは、ウィークブレーンと重力ブレーンの間で時空の曲がりを通過するから…。これはブラックホールの向こうには重力ブレーンがある感じ?やっぱり肉体に縛られてる以上、高次元は見えないんだろ。意識だけの存在が行き着ける場所なのかな。「重力とはなにか」ももう一回読み直してみよ。
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中身は“次元とは何か“を解き明かすのではなく、結局は宇宙論。単行本という性質上しかたないことかもしれないが、どうせなら真っ向からヒモ理論について述べて欲しかった。テーマとタイトル名の不一致感を抱いた一冊。
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考えれば考えるほど不思議な次元をゆっくりわかりやすく紐解いてくれる一冊です。題材のわりにとっつきやすいです。
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トポロジーの世界観に突然興味がわいて手に取った。 0次元から一つずつ次元を増やしていき、最後は超ひも理論とかプレーン宇宙など最新の宇宙論のトピックまで導いてくれる。 ただし、詳しい議論には踏み込まず、概括的な紹介記事の羅列にとどまっており、あまり好奇心は満たしてくれなかった。 で...
トポロジーの世界観に突然興味がわいて手に取った。 0次元から一つずつ次元を増やしていき、最後は超ひも理論とかプレーン宇宙など最新の宇宙論のトピックまで導いてくれる。 ただし、詳しい議論には踏み込まず、概括的な紹介記事の羅列にとどまっており、あまり好奇心は満たしてくれなかった。 でも、我々の宇宙が11次元かもしれないなんて、不思議でワクワクするよ。
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