鏡 の商品レビュー
鏡、というテーマはどう取ればいいのだろう?野溝七生子の『ヌマ叔母さん』は、女の敵は女、という感じで現代ではまったくウケない類の話なのだが、印象に残った。42/100
Posted by
「見知らぬ人」 独占欲がすごい。 確かにジェイニーは魅力的な女性だと感じた。 しかし、ハモンドはなんだか粘着質で、それでジェイニーは長旅に出たのだろうか、と思ってしまう。 「ヌマ叔母さん」 醜い女たち。 その中で、ひとり純真だったヌマ叔母さん。 一族って何だ。 そんなもの、捨て...
「見知らぬ人」 独占欲がすごい。 確かにジェイニーは魅力的な女性だと感じた。 しかし、ハモンドはなんだか粘着質で、それでジェイニーは長旅に出たのだろうか、と思ってしまう。 「ヌマ叔母さん」 醜い女たち。 その中で、ひとり純真だったヌマ叔母さん。 一族って何だ。 そんなもの、捨ててしまってもいいのに。 まさに天使のような人だ。 優しく潔い。 女の、人としての鑑、ということで、「鏡」か? 「アヤメ」 純真な幼年の頃の心は、世界の美しさや息遣い、真実を感じ見ていた。 一人の女性に導かれるように、そんな心を取り戻す。 幻想的な終わり方だった。
Posted by
マンスフィールド「見知らぬ人」 野溝七生子「ヌマ叔母さん」 ヘッセ「アヤメ」 マンスフィールドは昔とまた違う印象。 「ヌマ叔母さん」面白かったな。
Posted by
- 1