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BILLY BAT(6) の商品レビュー

3.9

12件のお客様レビュー

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2015/06/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ケネディ大統領の暗殺をビリーに教えられ、歴史を変えようと試みるケヴィン。だが暗殺阻止の成功は、人類最大の悲劇を意味していた……!?(帯より) ついにビリーの声が聞こえる2人、ケヴィンとオズワルドが対面!新たな登場人物・ジャッキーも登場し、今後の展開が気になる6巻です。

Posted byブクログ

2011/10/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

手塚治虫文化賞マンガ大賞を日本で唯一二回受賞していて、手塚治虫に最も近いと考えられる現代の漫画家といえば、浦沢直樹。講談社「モーニング」で連載中の『BILLY BAT』を読んでみた。『MONSTER』も『20世紀少年』も終盤尻すぼみで裏切られ感があったので、『PLUTO』も『BILLI BAT』も読まずにいたけれど、読んでみるとやっぱり、他の漫画よりずっと面白い。また謎が謎を呼ぶ展開で風呂敷広げまくっているから、終盤ちゃんと収まるのか怖いけどw。 ストーリーは現代世界史とフィクションを織り交ぜた社会派エンターテインメント。下山事件、三鷹事件、白洲次郎、ケネディ、オズワルド、イエス・キリスト、ユダ、服部半蔵、ザビエル。人間の歴史の闇に迫る政治的テーマの物語なのに、これだけエンターテインメントとして読ませられるのは、やっぱり手塚治虫的なプロの神業。小林よしのりとは違う。 浦沢直樹初の講談社での連載。連名作者の長崎尚志は小学館の元編集者で、浦沢直樹とは30年以上の付き合いだとか。何故小学館じゃなく講談社で連載となったのか、読んでいるうちになんとなくわかった。共産党など左よりの話が多く、右よりの小学館より講談社の方が何となく社風にあっている。2巻あたりで白洲次郎が下山事件の背景についてアメリカ人に尋ねられた時、様々な陰謀説を述べているのを読んだ時、鉢呂元経産相の辞任問題をめぐる様々な陰謀説を思い出した。 世論では、「死の町」発言、「放射能をつけたぞ」発言で、大臣としての立場をわきまえていない幼稚な人として辞任に追い込まれた鉢呂元経産相。ネットでは、様々な陰謀論が飛び交っている。 ・鉢呂元経産相は、経済産業省の役人が推進、かつアメリカ政府が支持している原発推進、TPP推進政策に両方反対の立場だった故に、経産省とべったりの記者クラブにはめられた。 ・放射能発言の直前に産経新聞の記者が児童買春容疑で逮捕されていた。放射能発言の第一報はフジテレビが行ったとのこと。児童買春のスクープをもみ消すには、格好のネタになる。しかし、放射能発言があったとされる記者クラブの懇親会に産経の社員はいなかったとされる。 ・「放射能をつけたぞ」発言の前に大臣が語ったことは全てカット。原発周辺を訪れた大臣の線量計が85マイクロシーベルトだったこと等カット。 最近大臣は発言の揚げ足取りで次々辞めている。政策の論議はないのかと思うけれど、政策で論議する手前で、発言によって相手の政治生命を奪うことができたら、どんなに楽だろう? そのようにして政敵を次々倒して、自分の望む政策、自分の望む歴史を実現している連中がいるとしたら? ああビリー・バットみたいな展開。真実ではなくても物語として同時代史を楽しめる。 ネット普及前なら、陰謀論めいたこと、社会の裏側のアングラ情報は、巻物やら写本やら口頭によって伝わっていた。情報の伝播範囲は狭かった。今や誰もがビリー・バットの作者になれる。各国政府がネットを取り締まろうとする理由も納得だ。まあアメリカは戦争する代わりにネットの情報網を利用して、世界の覇者になろうとしているのかもしれないけど。 世界中で原発関連事故や災害が続発して、アメリカとヨーロッパ各国が破綻しそうで、中国など新興国のバブルが崩壊しそうな今年は、1945年以来の歴史的な節目な年かもしれない。ビリー・バットが暗躍するとしたら、まさに今年のような年。今この瞬間もネット中に陰謀が駆け巡っている。

Posted byブクログ

2011/07/28

まだまだ面白い。しかし、話がそろそろ拡散しすぎている。収束の仕方を間違えると結局は駄作になってしまう。そのぎりぎりの線という感じである。

Posted byブクログ

2011/06/18

帯に書いてある「謎が明かされる!!」の言葉、明かされてないじゃん、と思いっきりつっこみたい。ある意味、二種類のビリーバットの謎がわかったとは言えるけど、物語全体の謎は深まるばかり。謎の投げ出さずに解決に向かう事を祈ります。

Posted byブクログ

2011/06/15

話がつながってきた感じ・・・。 大統領暗殺が止められるのかなー・・・。 ケネディ暗殺はもともと好きな題材だから、 続きがすごい気になるー!

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2011/06/04
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色気がない、暗いストーリーやなぁ、と思ってたら、やっと出て来たな、少女キャラ。ボブ・ディラン世代の女の子の行く末の展開にはちょっと興味がある。

Posted byブクログ

2011/05/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

時間や場所を超越して、人間の歴史を管理する一匹のコウモリ・・・!? ビリーバットの物語、1~6巻の感想です。 次々と自分の描いたマンガが現実に(正確にはコウモリに描かされてるからちょっと違う)・・・など、20世紀少年との類似点が多かった導入部。 ユダのエピソード、異なった人種間の結婚のエピソード、戦国時代の忍者のエピソード、どれも映画を見てるような超絶クオリティ! ただ、個人的には何でもありの謎のコウモリの存在が、物語に深く入り込む邪魔をしていました。 月にまでビリーのマークっていったい何事・・・!? 4巻からは、ビリーの着ぐるみの中の人(オズワルド)のエピソード。 ケヴィン・ヤマガタ、白人と黒人夫婦らの再登場で、ようやく舞台が地続きになりました。 史実との織り交ぜ具合も絶妙。 過去作品で見られた浦沢先生的手法、浦沢先生的演出が随所に登場。 過去の代表作に比べると読み手を選ぶことは間違いないですが、一作品として、このクオリティは本当にヤバイです!!

Posted byブクログ

2011/05/28

新しい巻が出る度に一巻から読む。話が複雑に絡み合うので混乱する。運命を左右するような新キャラ登場で次巻に続くところがヤキモキさせるところだゼ。

Posted byブクログ

2011/05/28

待ちに待った第6巻。少しずつ明らかにされていく蝙蝠の正体。ついに繋がるケヴィンとオズワルド。そして新キャラの登場。やっと話が前に進み出した感じ。楽しくなってきたぞ~。

Posted byブクログ

2011/05/26

ケヴィンが描く、目つきの悪いビリーのほうがお気に入りです。 これから、どうなっていくのか見当もつかない。 次が楽しみ

Posted byブクログ