若者の現在 政治 の商品レビュー
ネット右翼を学ぶために読むシリーズ。 若者論は面白くないが、ネット右翼が生まれる土壌があちこちに触れられている。高原基彰「「若者の右傾化」論の背景と新しいナショナリズム論―戦後日本の左右対立と東アジア地政学の同時変容という視点から―」p175より、「個別の少数者の主体の権利主張...
ネット右翼を学ぶために読むシリーズ。 若者論は面白くないが、ネット右翼が生まれる土壌があちこちに触れられている。高原基彰「「若者の右傾化」論の背景と新しいナショナリズム論―戦後日本の左右対立と東アジア地政学の同時変容という視点から―」p175より、「個別の少数者の主体の権利主張と、それに対してホスト国民が「同情するか否か」という枠組みしか存在してこなかったのが現状ではないだろうか」。確かにそのとおり。しかし、なぜ同情が必要なのか。無関心でも少数者が生きられるような社会設計が必要ではないか。 土井隆義「キャラ化する政治意識の行方」キャラ化の分析(素人or玄人)の分け方が感覚的。視点は面白いのだが。
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帯文:"若者たちは、いまをどう生きているのか?" "生きづらさ/キャラ化/ネット右翼/ナショナリズム/「やさしさのゆくえ」/格差問題…" 目次:編集のことば 多声的な若者言説の饗宴、解説、I 時代閉塞の現状、II 右翼・左翼・ナショナリ...
帯文:"若者たちは、いまをどう生きているのか?" "生きづらさ/キャラ化/ネット右翼/ナショナリズム/「やさしさのゆくえ」/格差問題…" 目次:編集のことば 多声的な若者言説の饗宴、解説、I 時代閉塞の現状、II 右翼・左翼・ナショナリズム、III 社会を変える力を求めて、執筆者略歴
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