女子教育、再考 の商品レビュー
内田樹先生の「時の守護者」収録。短期利益を最大化しようとするコンサル業者の経済合理主義に一括。そこに続く、都市とは距離を置いた“オルタナティブとしての教育の場”の必要性と、そこで育つ豊かな感性への賛歌。おいしい文章でした。 そもそも女子教育はあっても、男子教育とは言わない。当然...
内田樹先生の「時の守護者」収録。短期利益を最大化しようとするコンサル業者の経済合理主義に一括。そこに続く、都市とは距離を置いた“オルタナティブとしての教育の場”の必要性と、そこで育つ豊かな感性への賛歌。おいしい文章でした。 そもそも女子教育はあっても、男子教育とは言わない。当然性差はあるのだけれど、男子に施されてきたエリート教育にキャッチアップするための女子教育がそろそろ終焉を迎えるなか、女子教育はどこにゆくのか。明確な答えは、この本の中では誰にも語ってはいない。けれど合理性では語れない部分に、大切なものが眠っているのかもしれない。
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昔からあった教育(男子用)に女子も参加させようとしている。女性を女性として元気付けるような教育はないのか(p.49) 日本の一般市民は科学の深い知識も科学のある程度の知識も最下位である。(p.180) 女性としての視点でたまごっちなどをヒットさせた(p.201) 女子高での教育に...
昔からあった教育(男子用)に女子も参加させようとしている。女性を女性として元気付けるような教育はないのか(p.49) 日本の一般市民は科学の深い知識も科学のある程度の知識も最下位である。(p.180) 女性としての視点でたまごっちなどをヒットさせた(p.201) 女子高での教育により、男性ではどう考えるかを考えるようになった(p.204) 高1で小職業選択をし、逆算的に授業履修を決めるのはせっかちすぎではないか。早い段階での専門性(p.209)
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